いっぱい本を読んだ感想
どうも、ぱのこめです。
前回の記事を書いた次の日から体調を崩して、今日まで3日ほど寝込んでいました。だいぶ体調は良くなりましたがまだ熱は完全には下がっておらず、なかなかつらいです。
風邪のおかげで、友達と遊ぶ約束だったのを断ってしまったり、目標として掲げた毎日運動とかも達成できていなかったりと夏休みはじめから散々になってしまいました・・・。
一方で、久しぶりに家でゆっくりする時間が取れたので、多くの時間をYouTubeと読書に充てていました。
今日は、そんな中で読んだ本の感想を書こうと思います。6冊と結構量がある&どれも有名なものなので、1冊あたりの感想は短めで書こうと思います。
1997年の直木賞を受賞した、短篇8作品が収録された小説です。
死や病や別れを乗り越えて夫婦や親子が心を通わせていく話が多く収録されており、ありきたりなストーリーな気もするけど、心温まる良い話が多かったです。ありきたりだと思う部分も実はこの小説が原点で、私が今までに読んだことある方が二番煎じなのかもしれません。
1997年刊行ということで文体が少し古かったり、「男は外で働いて女は家で帰りを待つ」的な旧来の価値観の上で物語が進められる部分が読んでいて少し気になりました。しかし、今とは違う時代に作られた古典小説だと思うと、そういう文化的な面はさほど気にならなくなり、人間に普遍的な感情みたいなところに共感しやすくなると私は思いました。
私は戦争小説が好きで結構読むのですが、その中で浅田次郎さんが書いた『終わらざる夏』という本を読んだことがあります。その時に文章の書き方が好きだなあと思い、同じ作者の本を読もうと思ったのがこの本を読んだきっかけです。
泣ける物語も多い(半分くらい泣いた)ので、しんみりしたい方へお勧めです!
◎凍りのくじら ー 辻村深月
あらすじは以下の通り。
藤子・F・不二雄を「先生」と呼び、その作品を愛する父が失踪して5年。高校生の理帆子は、夏の図書館で「写真を撮らせてほしい」と言う一人の青年に出会う。戸惑いつつも、他とは違う内面を見せていく理帆子。そして同じ頃に始まった不思議な警告。皆が愛する素敵な”道具”が私たちを照らすときーー。
全編を通してドラえもんの道具が(概念的に)出てきて、ドラえもんが好きな人は読んでて少し楽しいんじゃないかなって思います。ドラえもんの秘密道具なんて一つも知らないって人でも、もちろん楽しめる内容にはなっていますが。
内容としては、少し大人びてて、少し達観している高校生の主人公が、出会いや交流を通じて次のステップへ上がっていく、最近よくある感じのやつです。主人公に共感できる人はとても楽しめるんじゃないでしょうか。
私自身も結構楽しく読めましたが、多分高校生の時に読んだ方がもっと強く共感して感動していたような気がします。そういう意味では、私にとっては読むのが遅いもったいない作品でした。
この作者の作品は今までにいくつか読みましたが、リアリティのあるような、一方でファンタジーのような、自分としては不思議な作品だなあって思います。
文が全体的に長めですが、読みやすい文章で書かれているのですらっと読めると思うのでお勧めです。
2005年の本屋大賞受賞作品。姉が恩田陸を好きで、お勧めされたので読んでみました。
あらすじは以下の通り。
高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。それは全校生徒が夜を徹して80キロを歩き通すという、北高の伝統行事だった。甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて、歩行祭にのぞんだ。三年間、誰にも言えなかった秘密を清算するためにーー。学校生活の思い出や卒業後の夢などを語らいつつ、親友たちと歩きながらも、貴子だけは、小さな賭けに胸を焦がしていた。
早稲田大学で100キロハイクというイベントがあるというのを友人から聞いた時は、「そんなただ疲れるだけのくだらないイベントに参加するなんて、どうかしてるんじゃないか」と思っていましたが、これを読んだら、まあ少しは楽しいのかなって思うようになりました。
物語の中心には主人公が抱えている「秘密」があって、それを24時間ぶっ通しで行われる歩行祭の最中に解決を目指すというものなのですが、私個人としては、主人公の抱えている「秘密」がどれだけ大きなものかをイメージする事が出来ませんでした。
私が抱えている一番大きな「秘密」は「ゲイであること」なので、自分はそれと同じくらいなのかなあって漠然と考えながら読んでいましたが、主人公の立場が少し特殊なので、そこのところは少し共感しづらい微妙な感じだと思いました。
ですが、全体を通して読みやすく、きれいな文章が書かれているという印象でした。青春は高校生だけのものだなんて思いませんが、でも強烈な「青春感」を得られる作品でした。久しぶりに自分の高校生活を思い出したり、あのどうしようもなく不安定だった時期を思い出せてよかったです。
◎図書室の海 ー 恩田陸
『夜のピクニック』と同じく、恩田陸さんの作品。ですが、こちらは短編小説です。これも姉に勧められて読みました。
色々な物語がありましたが、全体的にはミステリー風というか、ちょっと怖い雰囲気の物語が多かったです。『夜のピクニック』とは雰囲気が全然違くて、同じ作者なのに違う人の小説を読んでいるようで、続けて読んでよかったと思いました。
私はSF小説が結構好きなので、この本の中にある『オデュッセイア』という物語が好みでした。
これは、「ココロコ」という土地が自分の意志で動き、そこに住む人々や周囲の環境の変化によってさまざまな経験をするという物語です。「ココロコ」の心の声みたいなものが描かれるのですが、それが全部子供っぽい感想なのがすごくかわいくて、愛しく思えました。『ハウルの動く城』的なものをイメージして読んでいたのですが、短編の映像作品としてビジュアルが見たいとも思いました。
小説全体を通して、ミステリーが好きな人にはおすすめです。あと、短編小説が好きな人も満足できるとは思います。
あらすじは以下の通り。
京都の美大に通うぼくが一目ぼれした女の子。高嶺の花に見えた彼女に意を決して声をかけ、交際にこぎつけた。気配り上手でさびしがりやな彼女には、ぼくが想像も出来なかった大きな秘密が隠されていてーー。「あなたの未来がわかるって言ったら、どうする?」奇跡の運命で結ばれた二人を描く、甘く切ない恋愛小説。彼女の秘密を知ったとき、きっと最初から読み返したくなる。
この小説は、ライトノベル作家がアイデア先行で書いた恋愛小説って感じです。(Wikipediaを見た感じでは、多分その通り)
アイデア自体は面白いと思いましたが、タイムパラドックスの問題を全く解決できていないので、ただ純粋に切ない系恋愛小説として読むべきなんじゃないかと思います。また、面白いと思ったアイデア自体も実は昔の小説から持ってきているらしく、現代パロディらしいので少しがっかりしました。
文章の質としては低く、特に食事のシーンの味の伝え方がひどいと思いました。もちろん、景色の表現や人物の動作など、突っ込みどころはたくさんありますが・・・。
全体としては、内容は平易で会話中心の小説なのですごく読みやすいです。私は2時間で読めました。
ですが、私個人の感想としては、買って読む価値はあまりないかなって思います。もちろん、泣ける小説と高い評価をしている人もいるので、一見の価値はあると思いますが。物語の中心にあるアイデア自体は面白いと思うので、ネタバレサイトを読んでそれを知る感じでいいと個人的には思います。
言わずと知れた名作(らしい)。母親が好きで勧めてきたので、中学生の時に読んだことがあったのですが、「当時は何言ってんだこいつ」と思って全然気に留めていませんでした。
読み返してみて、だいぶ難しい(というか深い)問題について書かれている小説なんだなと思いました。人生とは何か、自己実現とは何かみたいなところから始まって、哲学を語り、最終的には宗教誕生の一端のようなものを描く、という壮大なストーリーを、一話のカモメの成長に合わせて書かれています。
この物語が広く賞賛されていた時代が存在したことは理解できるし、おそらく今でも賛同する人は多いと思います。一方で、現代やこれから先は、この『かもめのジョナサン』の物語の一歩先をゆく必要があると思います。
そういう意味では、スタートラインになりうる作品なのかなって個人的には思いました。時代や私自身の年齢・立場・考え方によって感じ方が大きく変わる作品だと思ったので、また10年後くらいに思い出したら読み返したいなって思いました。
以上、読んだ6冊の本の感想でした。
もしどれかの本に興味を持っていただけたら、ぜひ買って読んでみてください。どれも読みやすい本だったので、すぐに読めると思います。
大学の授業期間中は小説を読む時間もあまり取れませんでしたが、夏休み中は積極的に読んでいきたいと思っています。
また面白い小説があったら記事として書きたいと思います。もし良かったらまた見てください。
あと、以前からやっていたTwitterでブログ関係の人もフォローし始めました。
ブロガーの方も、読むだけの方も、もし良かったらフォローして下さい。
それでは、また。
久しぶりにジムで筋トレした
どうも、ぱのこめです。
夏休み入ってから、ほんと最高&最高な日々を送っています。
小学生のころは夏休みってなんだかんだ暇だったり、日中はやりたいことも特にないのにやたら暑くって、あまり好きじゃありませんでした。でも今は、毎日が夏休みだったらなーって思います。時間があるって、本当サイコー!!
でも、堕落した毎日を送ると夏休みの終盤にいつも通り後悔するのは目に見えてるので、今年はほどほどに目標を立てて、そこそこ有意義な夏休みにしようかなって思います。
そこで、今日の午前中に久しぶりにジムへ行って筋トレをしてきました。今日はその話を書こうと思います。
◎久しぶりにジムへ行った感想
去年まで、筋トレをするときは家の近くor大学の近くにある市営のジムに行っていました。しかし、大学院の授業が忙しくて行く暇がなくなってしまったので、家にダンベルとベンチを買って筋トレをしていました。
今までの筋トレ歴と宅トレについては過去の記事を見てください。
まず言いたいことは、やっぱ筋トレはめっちゃ気持ちいい!ってことです。今日はがっつりトレーニングをやったので、久しぶりに身体に乳酸がたまって火照っている感じを体感しました。
あとは、明日来るであろう筋肉痛も楽しみです。やっぱり筋トレの醍醐味は自分の扱う重量が増えていくことと、自分の身体が成長することなので、成長の証である筋肉痛は心地よいものですね。
そんな幸せ(?)噛みしめることが出来た一方で、ショックなこともありました。それが、自分の身体の衰えを感じたことです。
週2・3回くらいのペースで宅トレをしていたので、まあそんなに筋力は落ちてないかな?って思っていたのですが、今日筋トレをやってみて、自分の身体の動かなさにびっくりしました。
今まで扱っていた重量が使えないのはもちろん、今までやっていたセットをこなすと疲労がすごくて、結局いつものセットを最後までやるのは無理でした。筋肉の衰えをまざまざと感じさせられて、悔しいというか、なんというか・・・また頑張らないとなって思いました。
まあ実際、宅トレでは胸筋と腕くらいしか鍛えてなかったし、鍛え方も少し甘かったというか、20分くらいちょちょいってやるだけで終わっていたので、ジムでやる筋トレの量とは全然違うものでした。それが積み重なった結果の衰えなのかなって思います。
しかし、筋肉は一回鍛えると、そのあとに衰えてもまた鍛え始めれば元の筋肉量にはすぐに戻るという話を聞いたことがあります。なので、その話を信じて元の重量を扱えるようになるまで、夏休み中は積極的にジムへ通おうかなって思います。
でも、ジムは家から徒歩で30分、自転車で10分ちょいの場所にあるので、行くためにはだらだら汗をかきながら炎天下の中を進まないといけないんですよね・・・。それが非常に高いハードルとなっています。
そういう点では、早く社会人になって自分でお金稼ぐようになって、駅前のフィットネスクラブとかを契約したいなって思います。でも社会人は仕事で疲れて平日はジムに行く体力が残っていないとか、そもそも行く時間がないとかで結局行けない気がして、それはそれで嫌ですね・・・。まあ、とりあえず今年の夏は、自分を律してぼちぼちジム通いしたいと思います。
◎脂肪が増えた
実は、ジムに定期的に通おうと思った理由は筋肉が落ちた以外にもう一つあります。それは、脂肪が増えたことです!
6月くらいからお腹周りの肉が分厚くなっていることにうすうす気づいていたのですが、見ないふりをしていました。しかし、今日ジムで体重と体脂肪を測って現実を見ました。。
実は、4月には体重86㎏、体脂肪率21%だったのが、現在は体重88kg、体脂肪率24%になっていました。。
私の身長は178cmなので、もともと体重は重め(脂肪も多め)だったのですが、「脂肪も筋肉もあるガチムチ体型」という自己暗示によってなんとか事なきを得ていました(ひどい)。
しかし、体重が90kg近くまで増えていたことに加えて、体脂肪率が中々の数字まで増えていたことは結構衝撃が大きかったです。
私はもともとガチムチ体型志望なので、体重が増えること自体はまあそんなに気にしないのですが、「このままのペースでいくと30歳くらいには100㎏とかいきそうだなー・・・脂肪で100㎏はちょっと嫌だなー・・・」って思ったので、この夏は少し痩せよう(または、体重が増えないようにしよう)かなって思いました。
というわけで、今年の夏の目標1つ目は「毎日有酸素運動をする」ことにしました!具体的には、ランニングしたり縄跳びしたりしようかなって思っています。どれだけ効果があるかはわかりませんが・・・
ちなみに、食事の制限などは全くする気がないです笑 食べること好きなので、そこを制限しちゃうと続かないかなって思いました。食べた分を全部消化するつもりで積極的に運動していきたいと思います!
おそらく1か月、2か月程度じゃそんなに大きな変化は起きないと思いますが、結果が出たらまた報告したいと思います。
それでは、また。
『未来のミライ』の感想
どうも、ぱのこめです。
昨日でテストもレポートも終わり、今日から夏休みになりました!
いままで授業や課題で全然遊べなかった分、夏休みはいっぱい遊ぼうと思い、早速昨日公開されたばかりの映画『未来のミライ』を見てきました!
今日はその感想を書きたいと思います!
※ネタバレはしません。しかし、監督インタビューや宣伝等で触れられている程度の情報は記載します。 なので、全く情報を入れずに見たい人は読まないほうがいいと思います。
◎細田守監督の作品が好き
感想に入る前に少し雑談をしたいと思います。私は今日『未来のミライ』というアニメーション映画を見てきたのですが、実はその監督である細田守さんがすごい好きなんです!
今までに細田守さんが監督をした映画作品は全部見ています。具体的には、『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』、『時をかける少女』、『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』、そして『バケモノの子』です。
特に、『時をかける少女』と『サマーウォーズ』は有名なので、見たことある方も多いのではないでしょうか。今週と来週の金曜ロードショーでも放送されますね!
私は小学生の時に『時をかける少女』を見てから、細田守監督のことを好きになりました。夏の爽やかさが前面に押し出された雰囲気ももちろん良いのですが、個人的にタイムリープ系のSFが昔から好きで、『時をかける少女』も特にストーリー面が私の好みにドンピシャでした。
中学生の時に見た『サマーウォーズ』もかなりの衝撃を受けたことを覚えています。当時はまだスマホも普及しておらず、私もガラケーを使っていて「インターネット接続はお金かかるから禁止!」みたいな感じの状況だったので、電脳世界を舞台にしたストーリーは近未来的で面白いと思いました。
あとは、細田守作品は絵がめっちゃ好きです。萌えアニメ系のキャラクターデザインも可愛くてよい点も多いですが、細田守作品の素朴な感じの絵のほうが私の好みに合っている気がします。
以上のように、私は細田守さんのことがすごい好きなので、半年くらい前に新作である『未来のミライ』の情報が解禁されてから公開をずっと楽しみにしていました。
しかし、公開が近づいて映像試写会が行われると、ネット上での映画評価サイトで低いレビューがいくつかつけられるようになりました。公開直前のレーティングは5段階中3.3くらいになっていて、コメントも結構辛辣なものが多かったです。
なので、今日見に行くときも少しモヤモヤしながら、その一方でレビュー通りあまり良い出来ではないことを覚悟しながら見に行ってきました。
◎映画を見た感想
個人的には、とても楽しくて十分メッセージ性もある映画だったと思います。一方で、見終わったときには批判している人の気持ちもわかりました。
今回の作品は、細田監督自身の子育てや家族との体験を基に作られたもので、家族の絆や子供の成長などがテーマに描かれた作品です。
ストーリーとしては、妹が生まれたことで今まで受けていた両親の愛情を奪われたと感じて、妹の存在を素直に受け入れることが出来ない主人公の男の子が、時空を超えた冒険を通して成長し、最終的に妹を受け入れて兄としてのアイデンティティを確立するというものです。
私は、映画中に出てくる子供の細かい動作がとてもリアルで、よく観察して表現したんだろうなと思いました。また、途中に出てくる子供がしそうなくだらない動きや発言でくすくす笑ってしまいました。あとは、両親のやり取りとかもこだわってリアリティを出そうとしているのかなと思いました。
その一方で、ストーリー自体は結構単調というか、わかりやすい起承転結があるわけではないので面白いと思えない人の気持ちもわかります。また、ファンタジー要素に対して納得感を重視する(原理や理由を求める)人は受け入れることが難しいストーリー展開になっているかもしれません。
あとは、主人公が4歳児なので「普通の大人」だったら絶対にやらないような行動をいくつかしたり、ギャーギャー泣きわめいたりします。そういうのが苦手だって声もレビューでは多くあったので、感じ方は人それぞれなんだなと思いました。
そのように色々ネガティブな点はあるのですが、今回の映画で私が一番問題だと思うことは、プロモーションの仕方が悪いことです。
タイトルが「未来のミライ」であることや、プロモーションビデオの作り方などから、『時をかける少女』のような時間を超える冒険活劇を想像してしまうと思います。
しかし、実際は全然そんなことありません。このプロモーションによって客が期待する映画の内容と、実際の映画の内容にギャップが生まれて、それが低評価に繋がっているんじゃないかと思います。
というわけで、私の結論としては
①個人的には面白い映画だった
②冒険活劇を期待しているなら見に行かないほうがいい
③主人公が4歳児であることを忘れず、行動に過剰な合理性を求めない
って感じです。
賛否両論ある映画だとは思うので強くはオススメ出来ませんが、間違った期待を持って見なければ十分面白い作品だとは思います。
もしこれから行こうと思っている人の参考になったら嬉しいです!
それでは、また。
ボディビルダーがめっちゃ好き
どうも、ぱのこめです。
最近『フィジーク』というものが流行っていますね。皆さんはご存知ですか?
フィジークは、『ボディビル』と同じように鍛えた筋肉をアピールして競い合うスポーツです。しかし、ボディビルよりも細くてスラッとしているため「ボディビルは筋肉がつきすぎて苦手」という層にも受けて人気が出ているそうです。
(ボディビルとフィジークの違い)
引用: マッスル最新競技「フィジーク」のアジアNo.1王者は、干し芋に月3万円投資していた - イーアイデムの地元メディア「ジモコロ」
私はゲイで、特に身体の大きな人が好きなので、フィジークが日本でも活性化するのはすごく嬉しいことです!
しかし、私は小さい頃からボディビルダーがすごい好きで、今でもフィジークよりはボディビルの方が好きで応援しています。
なので、今回の記事ではあえて流行に逆らって、ボディビルの紹介をしたいと思います笑
◎私のボディビル好き歴
私はゲイで、特に身体の大きな人が好きです。
この傾向は小学生高学年くらいの頃からあって、インターネットでボディビルダーの山岸秀匡さんとかをよく調べていました。
Hidetada Yamagishi Evolution 2006 - 2016 山岸 秀匡 - YouTube
小・中学生の頃は日本人ボディビルダーが好きでしたが、高校生になってからは海外のボディビルダーを主に応援しています。
海外のボディビルダーを中心に応援している理由は2つあります。
1つ目は、日本人のボディビルダーが非常に少なく、プロの人に至っては2人しかいないからです。
これはプロ制度自体に問題があって、日本人がなるのは難しいってのも関係しているのですが...。まあ残念ですけど、これはしょうがないと思います。
2つ目は、日本人ボディビルダーよりも海外のボディビルダーの方が身体がデカいからです。
これは、日本人がステロイドの使用を好まない傾向にあったり、文化的に「細マッチョ」を好む傾向にあることなども影響しているとは思います。
ちなみにアメリカのボディビルコンテストでは、ステロイド無し=アマチュアコンテスト、ステロイド有り=プロコンテストとなっています。日本のボディビル大会はステロイド全面禁止なので、オールアマチュアって感じです。非常に残念.....
そんな感じで、高校時代はドップリと海外ボディビルにハマっていたのですが、最近はまた日本のボディビルに戻ってきて、大学生のボディビル大会や地方の大会なども動画で見るようになってきました。
これは、最近になって筋肉系YouTuberが増えてきており、それに伴って日本人ボディビルダーの動画も増えてきたのが大きな理由です。
私が中学生くらいの時は日本語で検索しても、本当に全然動画が無かったのですが....良い時代になりました笑
こんな感じで、割と長期にわたってボディビルが好きで、追いかけてきました。特殊な趣味だということは分かっていて、実際に同士の方に会ったことはないですが...
いつかボディビル好きな人と会って、一緒にボディビル大会とか見に行けたらいいなって思っています笑
◎好きな選手
・鈴木雅
日本人ボディビルダーといえば、やっぱりこの人だと思います。現在、日本ボディビル選手権(日本で一番有名なボディビルの大会)で8連覇中の化け物です。
この人は筋肉の丸みが日本人離れしていると言われていて、実際ボリューム感が凄いです。今年の大会も出場すると思うので、結果が楽しみです!
・Alexey Lesukov
高校生の間、マジで毎日この人の動画を見てました。めちゃくちゃ好きです!
なんといっても大胸筋の丸みと大きさがハンパない!あの雄っぱいを揉みしだきたいです。
身長が低めなので迫力には欠けますが、ジュニア時代(18歳以下)に大きな大会で優勝経験もあり、期待されていた人材です。しかし、最近はあまり大会に出場しておらず、新しい動画も無いため非常に悲しいです...。Instagramは割と高い頻度で更新されるので、現在の様子はそこで確認するしかないです。
・김영준 (Kim Young Joon)
アジア系のボディビルダーで今一番応援しているのはこの人です!韓国人でそんなに有名なわけでは無いので動画も少ないですが(韓国語が分からないからあまり検索できない)、ボリュームのある良い身体をしてると思います。
コンテストがないオフシーズンには筋肉を大きくするためにたくさん食べて脂肪をつけるため、よりボリューミーな身体になってそれはそれですごく好きです!ちなみに、動画も割とオフに近いですが、この人はさらに太るとこんな感じ↓
引用:▫️김영준(@kyj073088) • Instagram 사진 및 동영상
以上、私の好きなボディビルについて語ってみました。
最近は筋トレブームが到来しているらしく、街中でも割とガタイの良い人が増えているような気がして非常に眼福です。このままフィジークもボディビルも世の中に浸透していって、メジャーなスポーツになってくれたらうれしいです笑
私もここまで筋肉をつけるのは無理ですが、夏休み中に筋トレ頑張って少しでも自分の好きな身体に近づけたらいいと思います。
それでは、また。
夏学期の振り返り
お久しぶりです、ぱのこめです。
最後の課題を乗り切り、ついに夏学期のレポート課題を全部終わらせることが出来ました!
これで残りは、来週のテストとプレゼン発表だけになりました。1週間後の今頃にはもう夏休みなので、今から楽しみです!
今日は、主に学業面について4月から7月までの振り返りをしようと思います。
MBAに通い始めて4ヶ月ですが、色々予想と違うこととかもあったので、そういうのを書いていきたいと思います。
◎授業はそんなに難しくない
まず、MBAに通って一番感じたことが「授業がそんなに難しくない」ってことです。
MBAってものすごい高度なことをやっているイメージがあったのですが、全然そんなことありませんでした。正直、市販で売ってる経営学のテキストを読めば、同じような内容の知識を得ることは可能だと思います。
私は大学の学部も商学部なので、大学1、2年生でやったような基礎的な内容の授業が多く、復習をしているような気分で授業を受けていました。逆にいうと、経営学に触れたことのないような人でも一から全部勉強できるということになります。やる気さえあれば、前提知識が特に必要ないというのは大きいかなと思いました。
じゃあ、MBAに行って一番良かったことは何かというと、それらの知識を効率的かつ、体系的に教えてくれることです。
時間がないこと前提に、絶対に覚えないといけない部分、覚える余裕があったら覚えた方が良い部分、覚えなくて良い部分を的確に分類して教えてくれます。
なので、授業で教材に指定されているのは市販のテキストなのですが、実務に重要な部分だけ重点的に教えてくれて、研究者なら覚えた方がいいけど実務で使わないような内容はバッサリとカットして授業を進めていきます。学問としてはどうなのかって感じですが、MBA生というターゲットには適している授業の進め方だと思います。
そのほかにMBAへ来て良かったことは、グループワークやレポートなどの様々な課題を通じて、学んだ知識をアウトプットする機会が多く与えられたことです。
私の大学院ではよく「理論と実践の往復運動が大切だ」という話をされます。理論を学んでもそれを実践で使えなければ意味がありません。一方で、実践で経験だけ積んでいてもそれを理論的に説明できなければ、特殊な場面ごとにしか適応できない、汎用性のない知識となってしまいます。
この「理論」を学ぶ部分が授業でのインプットで、「実践」を行う部分が課題でのアウトプットという風に私のMBAでは扱われています。(いたって普通)
実際は、インプットとアウトプットの比率が30:70くらいで、アウトプットの方に偏っている気もしますが。でも、学部時代の授業はインプットで終わってしまっていたので、その点はMBAに来て良かったと思います。
また、学部では学べなかった他の良い点としては、レポートよりもグループワークの経験が多く積めたことが挙げられると思います。レポートは学部でも何本か書きましたが、グループワークの課題はほとんどありませんでした。
社会に出たことが無いので具体的なイメージを持っているわけではありませんが、会社での仕事は複数人で連携して行うものが多く、一人で完結する仕事は少ないという話を聞いたことがあります。
大学院でのグループワークの経験がそのまま生かせるとは思っていませんが、「問題の把握」と「それに向けた解決策を論理的に考える」という作業は仕事の根幹に常に存在するものだと思います。グループワークの場合も作業としては同じようなことを行ったので、その経験は貴重な物なのではないかと思います。
◎課題が多すぎる
以上のように、レポートやグループワークなどの課題をこなすことで得るものは多かったですが、その一方で、課題がマジで多すぎてめちゃくちゃ大変でした。
具体的にどれくらい大変かというと、毎週3本のレポートと1つのグループワークをこなしていく感じでした。ほんと、5月と6月は毎日課題のことばっかり考えていました。
課題をやる時間を確保しようと思うとアルバイトをすることも難しかったので、金銭的にも非常に厳しい毎日でした。親にはいろいろ迷惑をかけたので申し訳ない気持ちでいっぱいです・・・
課題をやっていて一番きつかったのは、グループワークが終わらず学校に泊まることになった時です。先輩からは「いつかは泊まることになるから覚悟しておいたほうがいい」という話は聞いていましたが、最初の4か月でまさか2回も泊まることになるとは思いませんでした。
私の大学にはグループワーク用の部屋が準備されていて、そこに何故か折り畳み式ベッドやマッサージチェア、マットレスなどが置いてあります。おそらく、いままでの学生が泊まっていた形跡なのでしょう。私もしっかり活用させていただきました。
入学する前は、まさか泊まってまで課題をやることになるとは思ってもいませんでした。上手に時間を使って前倒ししたり、グループワークのメンバーが優秀でうまく分担しているチームもありましたが、私はうまく出来なかったのが残念です。来学期以降も同じような課題は続くので、最低限泊まって課題をやることはないようにしたいです。
◎同期の人たちは色々な意味で「普通」
グループワークなどでもたくさんお世話になった同期ですが、いろいろな意味で「普通」な感じでした。
私の同期は新卒と社会人が半々くらいの割合で存在しています。社会人は20代~40代まで割と幅広く存在していますが、やはり国内MBA&全日制ということもあって年齢層は思っていたよりも低めで、MBAに来る前から高い地位でバリバリ働いていましたみたいな人は全然いませんでした。
やっぱり意識を高く持っている社会人の人は海外のビジネススクールに留学するらしく、現在高い地位を持っている人の場合は会社の仕事を辞めてくることが難しいので国内でも夜間のコースへ通うみたいです。社会人の人と交流できることもMBAの良いところの1つだと思っていたので、そこはちょっと残念でした。
同期が「普通」だと言ったのは主に2つの要素からで、1つが能力的なこと、もう1つが考え方的なことです。
まず能力についてですが、とびぬけて頭の良い人というのはいないかなって思いました。もちろん一般受験だと倍率も高いため入学試験を抜けるのも結構厳しく、いわゆる頭の良い人が集まっているのはそりゃそうなのですが。ですが、突出しているようなタイプの人はいないかなって印象を受けました。
社会人の人も引っ張ってくれる人は多いですが、知識や知性的な貢献というよりは経験に基づく意見が多いため、「まあ10年以上社会人やっていたらこんなもんかな」って思いました。(エラそうですね、すいません)
考え的なことについては、多様性がなくて新しい考え方を得られることはあまりないという意味で「普通」だと思いました。結局MBAに来ようと思う人なんてエリート思考でマッスルな思考の持ち主ばかりなので、上昇志向かもしくは高い位置での安定志向の人しかいないんだなって感想です。
特に私は学部から今の大学にいるので、大学院に来たから周囲の雰囲気が変わるといったことはありませんでした。学生だけじゃなくて社会人も入ってきて、多様でいろんなバックグラウンドを持ったいろいろな価値観・考え方に触れることができると思っていた私からすると、少しがっかりな感じでした。
ここまで散々マイナスなことを言ってきましたが、これは単にMBAの同期に対しての事前期待が高かったから、その反動を強く受けているという側面が非常に強いです。実際はみんな良い人かつ優秀な人ばかりで、毎日刺激を受けて生活しています。ただ今回の経験は、事前に過度な期待をするの(特に根拠のないもの)はダメだっていう教訓にはなりました。
以上、簡単な4か月間の振り返りでした。
とりあえず、あと1週間で夏休みになるという事実が非常にうれしいです。テスト、プレゼン、レポートがまだ残っていますが、なんとか気合で頑張って1週間を乗り切りたいと思います!
夏休みに入ったら今まで遊んでなかった分をたくさん遊びたいですね笑 最近会っていない人も多かったり、というかゲイ活動を全くできていないので、夏休みはそこらへんもぼちぼち動けたらいいなって思っています。
それでは、また。
学生セクマイサークルの経験と所感
どうも、ぱのこめです。
今日はいわゆる「学生セクマイサークル」における自分の経験と、それに対する所感を述べたいと思います。
◎自分の経験
私は2つの学生セクマイサークルの運営代表を務めたことがあります。そのどちらも、「セクシュアルマイノリティ当事者の学生が交流すること」を目的としたサークルです。
一つはインカレのサークル(Aサークルとする)で100名以上が加入している大規模なものです。
もう一つは、自分の大学内だけで閉じている、30名弱くらいの小規模なサークル(Bサークルとする)です。
Aサークルに入ったのは大学1年の5月です。高校生の頃から存在を知っていて、参加したいと思っていました。
4月に行われていた新歓イベントへ行き、そこでたくさんのセクシュアルマイノリティ学生と出会いました。その時、なんだか、とても救われたような気持ちになったことを覚えています。
そのままサークルへ加入して、定期的にイベントに参加したり、そこで仲良くなった人たちと遊んだりして楽しい日々を過ごしました。前の彼氏も今の彼氏も出会ったのはAサークルだったので、そういう意味では色々感謝しています笑
もちろん、いつまでも新入生扱いを受けるわけではありません。学年が上がるにつれて新入生を歓迎する側になり、大学3年生になるとついにサークルを運営する幹事学年になりました。
本来ならAサークルの本拠地として登録されている大学の学生が幹事をやるべきなのですが、私の同期は人数が少なく、適任者がいなかったため例外的に私が担当することになりました。
そんな経緯でAサークルの代表を1年間務め、今年の1月に役割を終えました。運営は大変な面もあったけれど、色々な人と関われたり、いろんな経験を積めたことは今後の糧になるかなと思います。
Bサークルに入ったのは大学2年の秋です。正確に言うと、大学2年の秋に友人と一緒にBサークルを創設しました。
キッカケは、一橋大学のロースクールで起きた自死事件です。夏休み中にそのニュースが流れて、とてもショックを受けました。
その時に、自分の大学でも同じように苦しんでいる人がいるなら、少しでもその支えになればよいと思ってBサークルを創設しました。
現在は、当初想定していたよりも人数が集まり、毎週ランチ会を行なったりしてボチボチ活動しています。
◎セクマイサークルに対する所感
セクマイサークルへ所属していて思ったことは、3つあります。
★1つ目: 「セクシュアルマイノリティ」という大きな括り
1つ目は、「セクシュアルマイノリティ」という大きなくくりで結びつくことは非常に難しいということです。
セクシュアルマイノリティと一口に言っても、ゲイ、レズビアン、バイセクシュアル、トランスジェンダーを始め、アセクシュアル、ノンセクシュアル、Xジェンダー...など、多様なセクシュアリティが存在します。
セクマイサークルは、これらの多様なセクシュアリティが共存するサークルを目指します。簡単に言うと、「ノンケ」以外全員おっけーみたいな感じですね。
このような多様なセクシュアリティの人々が多様なニーズを満たそうと一つのサークルへ参加してくるため、その調整が非常に難しいと感じました。
一つ具体例を出すと、同じセクシュアリティの人たちは同じセクシュアリティの人たちで固まる傾向があります。同じような特性を持っている人の方が話しやすい、仲良くなりやすいというのは、多くの人に共通するのではないでしょうか。
Aサークルではゲイが圧倒的多数を占めているのですが、ゲイの人たちが集まって話すとなると、日頃の生活では話せないような恋愛話やセックスに関するものになりがちです。
そうなった時に、恋愛感情や性的欲求を持たないようなアセクシュアルの人たちは会話に混ざりづらくなります。もしこのような会話に無理して混ざるのであれば、日常の「ノンケ社会」で話を合わせるのとなんら変わらないことになってしまいます。
この場合は、ゲイの人たちの「日頃は話せないような恋愛話・セックス話がしたい」というニーズと、アセクシュアルの人たちの「日常に染み渡っている恋愛話・セックス話から逃れたい」というニーズが対立していることになります。
以上の具体例は少し極端な場合で、実際はもう少し配慮して無難な話題を取り扱うことが多いです。
その一方で、やはりゲイ・バイ・レズビアンの人の比率が高く、その人たちの結びつきが強いことから、それ以外の「少数派」の人々は肩身の狭い思いをしていると聞きます。実際、サークルを抜ける割合も高いです。
これらの経験から、「セクシュアルマイノリティ」という括りの中での結びつきは、社会的な運動をする場合を除いて、少し難しいものがあると思いました。
中には「セクシュアルマイノリティ」という括りで結びつくことが出来ている団体も存在するとは思いますが、おそらくその場合はセクシュアリティ以外の面での結びつきが強いんだと思います。この話は、2つ目の感想と強い関係があるので、以下で詳しく話します。
★2つ目: サークル活動の軸
2つ目は、セクシュアリティはサークル活動の軸にならないということです。
私が所属していたAサークルは、「セクシュアルマイノリティの学生同士が交流すること」を目的としていたサークルでした。
しかし、実際の活動はいわゆる「イベントサークル」となんら変わらないものでした。具体的に言うと、毎月色々なイベントを行って、みんなでワイワイ楽しもう!みたいな趣旨のサークルです。
私は初め、「セクシュアルマイノリティの人たちと出会う」ということを目的にAサークルへ参加していました。
しかし、長くサークルに所属すればするほど「日々の活動はあくまで『イベント』であり、イベントを楽しいと思わないと馴染めない」ということを思い知らされます。
私は「イベントサークル」というものとの相性がとても悪かったので、長く所属すればするほど「自分にはこのサークルは向いてないな」と意識するようになりました。「ただ遊ぶだけなら、自分の仲良い人だけ誘って遊べば良くね?」って思っちゃうタイプの人間でした。(社交性がない)
また、このような漠然とした活動内容のサークルは、他の参加者との共通の話題を探すのにすごい苦労します。
「『学生』って共通点があるじゃん!」って思う方がいるかもしれませんが、『社会人』って共通点だけではそこまで仲良くなれないのと多分同じだと思います。
あと私の経験上、共通点がセクシュアリティだけの場合は、絶対仲良くなれないです。サークルでたくさんのセクシュアルマイノリティの人と出会って、結局性格とか相性の方が大切だと思いしらされました。
結局、趣味とか好きなことで共通点がある方が仲良くなりやすいし、話も盛り上がると思います。
そういう意味では、読書とか料理とかスポーツとかの、趣味を活動の軸に置いているサークルは結構いいんじゃないかなって思います。
以上の経験から、「ゲイ初心者の人がサークルに入る」みたいな場合は活動内容などは考えなくてもいいかもしれませんが、長期的にサークルで活動しようと思っている場合は、活動内容もある程度重視した方がいいと思いました。
今思うとすごく当たり前なことなんですけど、これが分かるまですごい時間がかかってしまいました。
★3つ目: サークルの必要性
3つ目は、サークルの運営者は、そのサークルが存在することを必要としている必要があるということです。
小規模な団体では代表者の力が強烈に強くて、その人のやる気次第でサークル全体の雰囲気が変わるということを感じました。
運営に携わらず、ただサークルに参加している人たちは、客の気分で参加している人がほとんどだと思います。「一緒にサークルを作り上げる」みたいなメンタリティの人はほとんどいないように感じました。
そうなってくると、代表者が気合を入れて運営しないと、サークルは衰退していく一方になります。組織が小さければ小さいほど、やる気の無さはメンバーにすぐ伝わるので、すぐ活気が無くなります。
設立者が二人以上いる場合は分担したり、片方のモチベーションが下がっている時にもう片方が頑張る、みたいな分担もできるのかなって思います。
あとは、サークル内で役職を作ったり仕事を分担したりして、運営側だという自覚を持たせたり、業務を通じて帰属意識を強めたりすることも効果的だと思います。
しかし、最も大切なことは「運営者がそのサークルを必要としていること」だと思います。
「自分のサークルを一番必要としているのが、運営者自身である」状態だと、サークルの存続=自分のメリットになるので、
積極的に運営する→サークルが活性化する→運営のモチベーションが上がる
と行った感じで、良いサイクルが回るようになると思います。
一方で、「このサークルは自分にはあまり必要ないな」って思った瞬間に、サークルを運営することが一気に面倒臭く思うようになります。
すると、サークル全体が盛り上がらなくなって、参加者も減り、さらにサークルの雰囲気が悪くなり....悪循環に囚われて、最終的にはサークルの衰退につながると思います。
実は、私はサークルをこの悪循環に陥らせてしまった結果、衰退させてしまいました。今はまだ潰れていませんが、おそらくあと5、6年で活動休止のような状態までいってしまうのではないでしょうか。
俺のことを知っていてこれを読んでくれている人がいたら、本当ごめんなさい。
とにかく、運営者の方自身がサークルを必要とし続けている間は、そのサークルは安泰なんじゃないかと思います。
ですが、運営者も人間なので、飽きたり、面倒臭くなったり、サークルから気持ちが離れたりすることはあると思います。
そんなときは、ぜひ周りの参加している人が支えてあげて下さい。参加者はただのお客さんなのではなく、共にサークルを運営し、活性化させていく存在なのだと思います。
以上、今回はすごく長く書きました。
自分のゲイとしての生活はまだ4年くらいしか無くて、そのほとんどがセクシュアルマイノリティサークルでのものです。
なので、自分にとっては重要な存在である一方で、長く関わっているからこそ思うこともたくさんありました。
すごい殴り書きみたいになっちゃいましたけど、思っていたことは大体言えたような気がします。
ここまでネガティブなことも色々書いてきましたが、一方で私がサークルに入って救われたことは事実です。
今では社会人のサークルもいっぱいあるし、新しいコミュニティが欲しいって人に、サークルはオススメです!ぜひ自分にあったサークルを探してみてください。
最後に、運営者の方は、大変なこともあると思いますが、頑張ってください。皆さんのサークルが繁栄し続けることを願っています。
偉そうに語ってすいません。ここまで読んでくださってありがとうございました。
それでは、また。
遅すぎる五月病と不安すぎる将来
どうも、ぱのこめです。
先週〜今週にかけて、またまた課題地獄にハマっていました。前回は3週間くらいの長丁場だったのに対して、今回は1週間半にギュッと課題が詰め込まれた感じでした。前回よりも期間は短かったけど、やっぱりめちゃくちゃ辛かったです。。
時間が足りなさすぎて、先週はついに大学内に泊まって徹夜で課題をやりました。そのおかげで、家から大学までの往復3時間と睡眠時間6時間を課題に充てられたのですが....
その反動で体調が悪くなり、先週の土日はほとんど寝ていました。やっぱ睡眠は大切なんだなと、改めて思い知らされました。
そんな先週に対して、今週の後半はびっくりするくらい課題が出ませんでした。正確にいうと、来週以降に提出しないといけない課題はたくさんあるけど、今週提出しないといけない切羽詰まった課題は存在しないです。
そのせいか、気が緩んでしまって五月病みたいな感じになってしまっています。やたら無気力で、朝起きるのもダルい感じです。もう6月も終わりに近いんですけどね笑
気が滅入るとネガティブなことを考えがちになってしまい、最近はずっと
「なんでこんなに頑張って勉強してるんだろう。」
「MBAを頑張ることにどんな意味があるんだろう」
ってことを考えています。
大雑把に言えば「将来のための投資」なんだってことは分かるんですけど...
でも将来の目標が明確にあるわけではないので、ゴールが見えない中で毎日苦しみながら前進してるみたいになってます。
先週の授業中に、クラス担任の教授からこんなことを言われました。
「皆さんは今苦しい思いをしながら課題をこなしているかもしれませんが、その苦しみは人生の成長痛です。成長するために必要な苦しみなのです!」
今思うと、まあいい言葉かも?って思いますが、気が滅入っていた時期に聞いたので全く心に響きませんでした笑
むしろ、「分かってるならもっと課題少なくしろや!」くらいにしか思えませんでした笑
この土日でゆっくり休めたのでだいぶ復活してきましたが、来週は気合い入れないとなーって感じです....。
あと、こんなにネガティブになっているのは、課題以外にも大きな理由があります。それが、就職活動に関する悩みです。
私は今年で22歳なので、ストレートで進むと大学4年で卒業する学年です。つまり、周りの友人たちが就職活動をしている、もしくは、就職活動が終わって就職先が決まっている状況なのです...!!
ゼミやサークルの友人たちから就活の大変そうな話をたくさん聞いて、すごくゲンナリしました。来年の今頃は自分も同じような状況になるのかと思うとすごく嫌です...。
しかも、さっき言った通り、将来の明確な目標みたいなものが無くて、希望する業界とか企業とか、そういうのもあんまりありません。
だから、もうすぐ就職についても真剣に考えないとなーっていうプレッシャーみたいなやつも感じていて、それですごい憂鬱になっています。
さらに、周りの友人たちは来年から就職して働き始めるのに、自分はまだ大学に残って勉強をするので、そこのズレみたいなのも変に不安を煽ってきてる気がします。
「今時、卒業が一年ズレることなんて瑣末なことだ」って意見ももちろん理解してるのですが、それでもやっぱり当事者になると不安だなって思います。周りは順調に大人になって行くのに、自分だけ置いていかれているような感じですかね...?
過剰反応しすぎなのかもしれないですけど、課題疲れに加えて将来の不安というダブルパンチをくらった結果、憂鬱な気分になってました。
こんな感じで、この2週間はメンタル面で不安定な時期でしたが、やっと回復してきました。
今週で6月も終わり、夏学期も残り1ヶ月を切ったので、ラストスパート頑張りたいと思います!笑
それでは、また。