セックスを介した友人を持てたことがない
どうも、ぱのこめです。
基本的に私は出不精なので、週末は家でグダグダしたり恋人の家に行ってグダグダしたりして過ごしています。
しかし、月に一回くらいの頻度で「土日両方がっつり遊ぶ予定がある週」がやってきます。
先週がその「がっつり遊ぶ週」でした。具体的には、土曜日に大学のセクマイサークルの飲み会、日曜日にゲイの友人たちとボルダリング&リアル脱出ゲームに行ってきました。
おかげでとても楽しい週末を過ごすことが出来たのですが、土曜日の飲み会でメンバーの1人が(個人的に)興味深い話をしていたので、今日はそのことについて書こうと思います。
◎「友達以上恋人未満のセックス関係がうらやましい」
土曜日の飲み会は私の大学のセクマイサークルのメンバーで行ったものなのですが、今回は参加者が4人と少なく、かつ全員がゲイの院生という(大学のセクマイサークルとしては)偏ったメンバー構成だったので、いつもは出来ないような深い(?)内容の話を多くしました。
その中でAさんがした「友達以上恋人未満のセックス関係がうらやましい」という旨の発言を、私はとても興味深いなと思いました。
Aさんは現在博士課程の学生で26歳くらい。ゲイだという自覚が芽生えてから1年弱ほどで、現在は新宿2丁目のゲイバーに積極的に通っているような人物です。
そんな彼が先日ゲイバーに行ったとき、店子の人物からその場にいた常連のお客さんについて「仲の良い友人であり、定期的にセックスをしている」という旨の紹介をされたそうです。
その後も店子さんが自分たちの関係について大っぴらに話す様子を見て、彼もそのような関係性の友人を持ちたいと思ったそうです。(ちなみに彼曰く、その関係性はセフレではないらしい)
この発言を聞いたとき、正直に言うと私は「何を言ってんのか訳が分からない」と思いました。
別に友人・セフレ・恋人を分けて持つことは可能だし、個人的には「友人」と「セックス相手」の役割を1人の人物に担わせる必要性があんまり感じれませんでした。
もちろん、役割を分けてもいいということは逆に一人に担わせてもいいということになるのですが、ただそれらの役割を持った人との関係を得たいだけなら「友人とセックス相手がどっちも欲しい」という発言になると思うので、わざわざ「1人の人物に2つの役割を担わせたい」という発言をした理由は説明できない気がします。
あと、友人とセックスをすると「友達以上」の関係になるという発想が私にはないもので、彼の価値観が透けて見える発言で面白いなって思いました。
飲み会が終わってからも彼の発言が頭に残っていたので、帰りの電車の中でこの発言について考えてみました。
考えてみた結果、彼はもしかしたら
①「友人間でセックスをする」ことをホモソーシャル的な関係の最上位の形であると考えていた(≒つまり、彼の発言を意訳すると「とても親密な関係の友人が欲しい」という意味になる?)
のかもしれないなと思いました。または、
②セックス(または、恋愛関係)を介さないと親密なゲイの友人を持つことが出来ないという考えのようなものを持っていた
のかもしれないなとも思いました。
まあ、他にも「隣の芝が青く見えた」とか「恋人がほしかった」とかいろんな理由が考えられますが、どっちにしろ自分は絶対にしない発言だったのでちょっと面白いなと思いました。
◎セックスを介した友人を持てたことがない
その発言を聞いて、そういえば自分はセックスを介した友人ってものを今までに持ったことが無いな~と思いました。
もちろん友人の厳密な定義なんて出来ないし、定義によってこの話は色々変わってしまうのですが・・・
それでも、「友人=定期的に一緒に遊んだり、食事をしたりする人」だとすると、私の場合はセックス相手が友人になるとか、友人がセックス相手になるみたいな関係性の変化は経験したことがありません。
でも、多分ゲイ界隈だと多くの人が友人とセックス相手の境界が曖昧になる感覚を体験しているんだろうなと思います。 実際、私の周りでもそういう話はいっぱい聞きますし。
なんで自分はそういう相手を持ったことがないのでしょうね?
もちろん自分の性的魅力がないからアプローチされないとか、自分の貞操観念が強くてガードが堅い(実際はそんなことないと思う)とかの理由はあると思います。
あと、恋人が長くいるからセックス相手には困っていない(=友人とわざわざセックスしなくていい)とか、セックスアプローチとか諸々のやり取りが面倒くさくて自分からは全く動かないとかもありそうです。
でもおそらく一番大きな理由は、私が組織を介した友人作りばかりをしているからだと思います。
◎組織を介した友人作りが大好き
実は、私は今まで出会い系アプリなどを介した一対一の出会いというものをほとんどしたことがありませんし、そういうものを介して友人を作れたことがありません。
今ではそこそこゲイの友人もいますが、それらは全て①セクマイサークル、②同人誌即売会、③ブログ(登山サークル)で出会った人たちです。
個人的には、組織を介して出会った人とはノンケ社会で言う一般的な「友人」関係を作りやすいかなって思います。
それは多分、組織を介することで出会う人たちの目的が「恋愛・セックス」とは別のところで共有できるからだと思います。
正直、「ゲイ」なんて漠然としすぎる分類で出会うと、お互いの共通点が「男性を好き」であることにしか見出せなくて、結局恋愛・セックスの関係づくりにいそしむことになってしまうんじゃないかなって思います。
まあ、そういう意味では、出会い系アプリなどは「恋愛・セックス」に目的を置く人にとっては素晴らしいマッチングツールとも言えなくはないですが
でも、やっぱり友人関係を作るには「恋愛・セックス」以外の共通した目的があった方が良いのかなって思います。
そして、共通の目的を持つ人と出会うという意味では、組織を介するというのはすごく簡単で便利な方法だなって思います。
なぜなら組織に参加している人は基本的にその組織のビジョン・目的に共感しているので、半強制的に目的の統一が果たされるからです。
だから、私は組織を介した友人作りが大好きですし、多分これからもそういう関係性がたくさん増えていくんだろうなと思います。
実は、私は組織を介さない友人作りが出来る人にひそかに憧れていたりするのですが・・・
まあ、それこそ「隣の芝は真っ青」的な発想からくる嫉妬のようなものなので、本質的な悩みでは全然ないですね笑
圧倒的な人間的な魅力を持っていたり、容姿、能力、性格などが秀でてる人とか、あとは他人との関係性に数を求める人だと個人間での友人作りも出来るのかもしれません。
でも、私はそういう感じでは全くないですし、そもそもそういう必要に迫られているわけでもないので、大人しく自分に合った方法で友人作りをしていこうと思います。
以上、友人とセックスを中心とした私の人間関係についての話でした。
最後の方は話がぶれましたが、自分の今までの人間関係構築の在り方を客観的に見れた気がするので良かったです。
まあ、こんなに「組織を介した友人作りが好き!」とか言っておきながら、実は私は組織を好きになったことが無い(執着したことがない)という欠陥を抱えているのですが・・・
それについては長くなるので、気が向いたらまた改めて書こうかなって思います。
それでは、また。
ブログを書くのが下手
お久しぶりです、ぱのこめです。
最近忙しかったり、ちょっと無気力的な時期もあったりして、ブログが書けていませんでした。
この記事は多分2週間ぶりくらいの投稿だと思うのですが、実は投稿していなかった期間に4回くらいブログ書こうと思って、下書きは書いたりしていました。
それぞれ1000字〜1500字くらい書いたのですが、結局投稿せずに結局下書きのままに終わってしまっています。
実は個人的な悩み(?)の一つでもあるので、今日はその投稿せずに溜まってしまう下書きについて書こうと思います。
私が今までブログの記事として書いてきた内容を大きく分類すると、以下の3つに分けることができると思います。
①体験した出来事とその感想(過去、現在)
②モノやサービスなどの紹介
③日々の生活や人生における漠然とした悩み
この3つの分類のうち何を書くかは、その時の気分とか生活で大きく変わります。
特に最近は家に引き篭もり気味であんまり面白いイベントを体験していなかったり、勉強とか就活とかで忙しくてストレスが溜まり気味なこともあって、悩み相談的な内容の記事を書くことが多いです。
ですが、私の場合はお悩み相談的な内容の記事を書いても、下書きで止まって投稿までに至らないのです・・・。
理由としては、書いている間に悩みが自己解決してしまって、投稿しないでいいやって思ってしまうからです!
私がお悩み相談的な記事を書く時は、まず漠然とした悩みの種が心にあって、それを吐露しようと思って書き始めます。
そこで自分の持っている悩みを具体的に言語化していったり、なぜその悩みを持つようになったのかを過去の経緯を踏まえて書いていくのですが、だいたいそれらが書き終わる頃には悩みの原因と大まかな解決方法が思いついています。
そして、「悩みが解決しているのに悩んでいる風に投稿するのは嫌だけど、かといって、悩みの解決策を出すのも偉そうで嫌だなぁ、、」と思って、結局投稿せずに下書きに眠ることになります。
実はこれ、ブログを始めた頃からの悩みで、結構多くのお悩みテーマ(?)が下書きの中で眠っています。
それらは全て、当時は悩みとか違和感として自分の中でモヤモヤしていたけど、書いているうちに解決してしまったもので、数としては25くらいあります。
書いたものがブログ記事にまで至らない、ブログ記事になるに至らない内容を書いてしまうという意味で、私はブログを書くのが下手だなぁと自分のことを思っています。
お悩み相談系のブログを上手に書ける人ってのはとても文才があるんだなって思います。
たくさんの人に共感してもらえるような記事とか、文章からその人となりが染み出しているようなブログとか見ると、尊敬します。あと、ストーリー調で過去の出来事を書ける人。
それらが自分に足りない能力だって自覚があるので、そういう能力がある人の記事は少しの嫉妬とたくさんの尊敬を持って読んでいます笑
なんだか着地点がよく分からなくなってしまいましたが、とりあえずお悩み相談系の記事が書きたいけど下書きで止まって投稿まで至らないという話でした!
多分それらが投稿されることはもうないので、供養的な意味で以下にいくつかの下書きを簡単に書こうと思います。
◎人生における「選択と集中」
会社経営では特定の事業に注力して他社よりも優れた業績をあげる「選択と集中」という戦略が重要であると考えられています。
そのエッセンスは人生においても活かせるのでは?という思いから書いた記事です。
特に、①仕事をする上での能力、②趣味、③人間関係における「選択と集中」の良し悪しを書いていました。
就活が本格的に始まってきて、将来のことに悩んでいたから書いた記事です。あと、最近は自分の人間関係構築のあり方にも疑問を持っていたので、それもあって書くに至りました。
私の導いた結論としては、ビジョン(目的、目標など)によって「選択と集中」の有効性は変わるというものでした。
でも、ありきたりすぎる結論でなんかなーって思ったので記事としては投稿に至りませんでした。
◎未熟さの価値
個人的には成熟した大人に憧れていてそれを目指して生活しているけど、世間一般では未熟さにも価値が見出されていて、自分はその価値に気づいていない&十分に活用出来ていないんじゃないか?という思いから書いた記事です。
そもそも何で私は未熟さに価値があると感じたのか、その体験について書いたり、なぜ未熟さに価値が生まれるのか、なぜ自分は成熟さに価値を見出すのかとかを考えて書いていました。
半年くらい前の下書きで内容を忘れていたので読み返したら、後半にいくにつれて文章がぐちゃぐちゃになっていたので、うまく結論が出なくて諦めたんだと思います。
多分、未熟さ故にやたらチヤホヤされている周囲の人間を見て、それが自分の価値観では理解できなくて(あと嫉妬とか)ムカムカして書いた記事だと思います。
◎じゃれ合いコミュニケーション
コミュニケーションの方法としてボディタッチはとても有効だと思うけど、私は全くしたことがないし、他の人からされることもほとんどない。なんでだろう?って思って書いた記事です。
中高時代に周囲で頻繁に行われていた「じゃれ合いコミュニケーション」に憧れていた話とか、ゲイコミュニティに入ってから思っていた違和感とか、自分が思う他人との理想のコミュニケーション方法とかを書いていました。
この記事と同じような他人とのコミュニケーションの仕方、人間関係系の悩み系の記事はたくさん書いて、同じくらいたくさん下書きに溜まっています。
人間関係の悩みはだいたい①飲み会とかの場でモヤっとして、②帰りの電車の中で記事を書いて、③家に着く頃にはスッキリして下書きに溜まる、って感じが多いです。
以上、溜まった下書きの供養でした。
溜まってる下書きはせっかく途中まで書いてるので、今度からは中途半端な内容でも投稿しようかなって思ってます。
下書きに溜まっちゃうようなごちゃごちゃした記事の方が自分らしさが出てるというか、人間性が出てるような気がするので、そういうのは投稿した方がより自分のことを知ってもらえるかなって気がします。
多分、今以上に読みづらくなると思いますが笑
それでは、また。
週末の出来事
どうも、ぱのこめです。
今日は、週末にあったことをだらだらと書こうと思います。
・筋トレとランニング
私は、去年の春に買ったダンベルを使って自宅で定期的に筋トレを行っています。
ダンベルを使ったトレーニングでは、主に胸と腕、肩を鍛えています。
しかし、それだと下半身や体力面は鍛えられないので、最近ランニングも始めました!
あと、私は休日になると家にずっとこもっていることが多いので、良い気分転換にもなっています。
ランニングは去年の年末から開始して、風邪の間は休んでいましたが、これまで2日に1度くらいのペースで走っています。
夕方から夜頃の涼しい(寒い?)時間帯に走るとすごく気持ちよいのでオススメです!
そして、ランニング中には英語のPodcastを聞いています。
聞いているPodcastは「台本無し英会話レッスン」というもので、ブロガーのふちさんという方が紹介していたものです。
今までPodcastを聞いたことが無かったのですが、記事で紹介されていたものを聞いたらラジオみたいで面白かったし、英語も分かりやすいものだったので聞くようになりました。
他のやつを聞いたことがあるわけではないけど、これはすごいおすすめです!1回30分くらいで終わるので、それをランニング1回分にしています。
個人的には家にいる間に英語を聞く時間をわざわざ作るのは気が向かなかったので、ランニング中に英語を聞くのはちょうど良いなあと思っています。
あと、ランニングでほど良く疲れることで寝つきも良くなっているような気がするので、始めてみて良かったなって思います。
・謎解き
今年の初めからずっと取り組んでいるWebの謎解きがあります。
それが「除夜謎2018」というものです!
これは2018年の大晦日に108個の謎が公開されて、全部解いて2019年を迎えましょう!という企画です。
もちろん、108個も謎があるので2018年の大晦日だけで解けるわけがなく、全部解ききった人もTwitter上ではたくさんいるみたいですが、私はまだ終わっていません・・・。
今のところ、私は90問くらい解けたと思います。でも、残っているものが全部難しいものばかりで、解けきれる気がしません。
もし謎解きとかに興味がある人がいたら、軽く解いてみてください。良い暇つぶしになると思います笑
この名前を見て「懐かしいな~!」って思った人がいたらうれしいです。
一時期話題にな、テレビCMもやっていたインターネットオンラインゲームのことです。
小学生高学年の頃に友達たちの間で流行っていて、私もめちゃくちゃやっていました。
ですが、中学生になる頃にはやらなくなって、これまで10年弱くらいずっとやっていませんでした。
ですが、最近当時の友達と会ったときにメイプルストーリーの話になって、すごく懐かしいな~と思ってまたインストールして始めてみました。
当時やっていた頃とはゲームバランス、職業、スキルなど全然違うものになっていますが、ゲームのグラフィックや音楽などは変わりがないので、当時を思い出しながら楽しくやっています笑
今後も続けるかは分からないですが、短期的にはすごく楽しめています。やっぱ思い出補正はすごいなあって感じがします。
・いきなりステーキ
地元に「いきなりステーキ」がやってきたので、母親と一緒に行ってきました。
数年前には安くて美味しいステーキ屋!みたいなイメージで結構ヒットしたようですが、最近は値上げもしたり、ブームが去って売上が減っているようですね。
今回初めて行ってみましたが、正直めちゃくちゃ魅力があるって感じではありませんでした。
もちろん美味しかったけど、別に安いってほどでもないしなあ・・・って感じでした。
そもそも、私は美味しいものとか違いがあんまり分からないので、正直びっくりドンキーとかの今までのステーキ屋と同じような気がしました笑
でも、久しぶりに他人の金でお肉を食べれたのは幸せでした。
・家族でボードゲーム
前にボードゲームバーに行ったのですが、家族にその話をしたらみんながやりたい!という話になったので、1つボードゲームを買うことにしました。
今回買ったゲームは「宝石の煌き」というものです。
宝石を集めて得点と交換していくという分かりやすいルールなのですが、駆け引きもあったりして結構頭を使うタイプのゲームです。
日曜日の夜に家族でやったのですが、8時半から12時前までルール説明もしながら4ゲーム行い、どれもすごく白熱した戦いになりました!
ゲーム自体は5000円とまあまあ高めな値段なのですが、家族みんながすごく楽しんでくれたので買ってよかったです!
今までボードゲームは買ったことなかったのですが、自分で集めるのもいいかもなあって思いました。もちろんお金に余裕があるときしか無理なのですが、、、
以上、週末の出来事をグダグダと書いていきました。
先週は風邪を言い訳にして卒論から逃げていたのですが、そろそろ気合入れて作業を進めていこうと思っています。
それでは、また。
最近発売した、同性愛漫画『僕らの色彩』
どうも、ぱのこめです。
先週の土曜日から高熱が出てしまって、病院に行ったところインフルエンザと診断されたので、連休3日間はずっと寝たきりでした。
火曜日に熱は下がったのですが、身体のだるさや頭・喉の痛さがまだ治らなくて、5日ほど経った今でもまだ本調子に戻れていません...。
先週でテスト期間が終わって、今週から春休みに入っていたのだけが本当に救いです。
授業期間中にこんなことになっていたら、本当に絶望でした。
色々ブログに書きたいこともあるのですが、とりあえず一個ずつゆっくり書いていこうと思います。
今回は、先週発売された『僕らの色彩』という漫画について書こうと思います。
◎『僕らの色彩』とは
『僕らの色彩』とは、昨年ドラマ化もされて話題になった『弟の夫』の作者である田亀源五郎先生が現在連載中の最新作のことです。
ゲイの高校生が自分のセクシュアリティや周囲との関係について悩む様子が描かれています。
あらすじはこんな感じ。
高校生の井戸田宙(いとだそら)はクラスメイトの吉岡健太(よしおかけんた)に片思いする、ゲイの高校生。
幼馴染の仲村奈桜(なかむらなお)にも秘密にしていたが、「ホモなんて気持ち悪い」と友人たちとふざけあう吉岡の姿にショックを受け、学校を飛び出してしまう。
海辺で佇んでいると、年配の男性から突然「好きだった」と告げられ・・・。
”当たり前”が誰かを傷付ける ー 心ヒリつく青春ドラマ。
まあ、よくあるセクシュアルマイノリティ作品のあらすじって感じですかね。
まだ1巻しか出ていないので、今回の内容も人物紹介と主人公の置かれている環境が紹介されているくらいです。
ですが、1巻の最後に次のイベントが起こりそうな気配が見えたので、2巻以降は少し大変なことになるんじゃないかなぁ・・・と思っています。
今からどんな展開、結末になるのかがすごく気になります。
テンプレ的な展開でいうと、周囲の人にゲイであることがばれる → 今までにカミングアウトしていた人たちに支えられてアウティングを乗り越える → ハッピーエンドって感じでしょうか。
でも、これだと少しありきたりな気もするので、なんか変えてくるかなって気もします。でも、おそらくビターエンド~ハッピーエンドになるのは揺るがないでしょう。そうじゃないと、一般紙でゲイものを掲載する意味があんまりないですからね。
もし興味のある人がいたら、月刊アクションの公式サイトで1話の試し読みが出来るので読んでみて下さい。
◎読んだ感想
今回読んでみて、自分の成長(もしくは老化?)を強く感じました。
今まで、主人公が学生の作品がすごく好きで、その中でも同性愛者であることに悩んでいるものは強く共感しながら読んでいました。
実際、このブログでも『BAD KIDS』や『そらいろフラッター』、『青のフラッグ』などの作品を紹介してきました。
これらの作品はどれも①主人公が高校生で、②同性愛者であること(または、同性の同級生が好きであること)に悩みを抱えているという共通点があります。
どれも大好きで、何回も読み返した作品です。
でも、今回の『僕らの色彩』を読んでみた時は、主人公の悩みに共感することが少なかったです。
もちろん自分も通ってきた道なので、主人公の苦しみが存在することは分かりますが・・・。
なんだか今回読んでみて、そういう経験や苦しみが、もう過去のモノになってしまっているなあと強く感じました。それと同時に、あの苦しかった時期からもう長い年月が経ったのだなあと実感しました。
大学に入ってからはノンケのことを好きになることもなく、なんとなく順調に恋人も出来て、一緒に遊んでくれるゲイの友達も出来て、自分のセクシュアリティに対する理解とか自分のスタンスも固まってきて・・・。
最近自分のセクシュアリティにまつわる悩みが少ないなってことに気づきました。
もちろん、就活であったり勉強であったり、他に大変なことがあってそれらを考えている暇がないというのも一つの理由ではあると思うのですが・・・。
でも、主人公のような悩みは自分が長く感じていないものだなぁと、共感というよりは変に客観的な視点からこの漫画を読んでしまいました。
精神的に落ち着いたって意味では良いことなのかもしれませんが、今まで持っていた感情を忘れていくのはとても怖いことだなって思います。
特に、負の感情は自分を行動に駆り立ててくれる強い原動力になり得るので、そのようなものを無くさないでいつまでも持ち続けたいと私は思います。
そんなこと可能なのか分からないですが、まあ少なくとも、この漫画を読めば過去の苦しみとか当時の感情とかが思い出せるということが分かったので、忘れたころに読み返したいなって思います。
以上、漫画の話はあんまりしませんでしたが、これから面白くなっていく作品だと思うので、興味のある方は是非買って読んでみてください!
『弟の夫』のレビューもしたいなって思っていたのですが時期を逃してしまい、今回も思い立った時に書かないと忘れると思ったので記事にしました。笑
気が向いたら、まだ記事に書いたことのない他のゲイ関連漫画の感想も記事にしたいと思います。
それでは、また。
2019年も頑張りたい
どうも、ぱのこめです。
あけましておめでとうございます、2019年もよろしくおねがいします!
...という内容のブログを1月1日に投稿しようと思っていたのですが、気づいたらもう1月8日になっていました。
というのも、今週1週間が大学のテスト期間 & 卒論の中間発表になっているので、それに向けて年明けからずっと勉強していたのです。
寝正月ならぬ、勉強正月ですね。まさか受験以外でこんな正月の迎え方をするとは思っていませんでした...。
散々な(?)2019年のスタートになりましたが、頑張って一年過ごしたいと思います。
◎今年の抱負
今年の私の抱負は、「長期的な視点を持って行動する」です。
今年の3月には大学卒業、春には就職活動をやり、秋冬には大学院の修士論文を書くと、今年はやること盛りだくさんな一年になる予定です。
やることがたくさんあると、短期志向になってその場しのぎ的な行動を取りがちになってしまりがちです....。
でも、そこで長期的な視点を持って、一貫性のある行動をとれたら良いなあって思います。
特に就職活動関連ですね!時間とかお金とかかけて就活するんだから、色々考えて納得のいく結論を出したいなーって思ってます。
あとは、自分を振り返るとか、将来の計画を立てるとか、普段の自分ではあんまりやらないようなことをする機会でもあると思うので、そこらへんもぼちぼち頑張りたいなって思います!
全体目標はこんな感じで、あとは項目ごとに細かい話をしようかなって思います。
◎ゲイライフ
恋愛についてですが、今年も週に1回の電話と月に2、3回のお泊りを続けて、去年と同じように付き合っていきたいなーって思います。
あとは、もしも私の就職先が首都圏になったら来年から同棲することになるので、その準備を進めていくことになるかなーって感じですね!
まあ、それは本当に就職先次第って感じなので、二人暮らし出来たらいいなーくらいに思ってます笑
去年の暮れに入ったゲイの登山サークルにつては、今年も積極的に参加していきたいなって思っています!
就活が終わる6月末くらいからになりそうだけど、年内に3回くらいは山登りたいなー。
あと、サークルの人でまだ会ったことない人もたくさんいるし、会ったけどあんま話せてない人も多い(というかまだ1回しか参加してない)から、積極的にコミュニケーションもしたいです!
あとは、去年始めたこのブログも定期的に更新していきたいです!
ブロガーさんで個人的に会ってみたい人もいるので、来年は積極的にコンタクト取っていくのもいいなって思います。
とりあえず、それくらいですかね。
ゲイライフ関係は突発的な出来事が多くてあんまり読めないけど、今年もフットワーク軽くして色んな交流をしていこうと思います。
◎趣味
読書については今まで通り、好きな本を好きに読んでいこうと思っています。
個人的にはミステリー小説の開拓をしたいかなって思ってたり、思ってなかったり....。
あとは、ハリーポッターとかダレンシャンあたりの児童文学・ハイファンタジー小説を読み返したい気がします。
まあ、お財布と本棚に要相談ですかね笑
リアル脱出ゲームについては、去年たくさん行き過ぎたので、今年は多くても月2回くらいに抑えようかなって思っています。
リアル脱出ゲームって結構値段が高くて、学生の私にとってはなかなか痛い出費なんですよね...笑
たくさん行きたい気持ちは山々なんですけど、それは社会人になってからにしようと思います。
お絵かきについては、週に一回くらいのペースで描いていけたらいいなって思います。
あと、今までは好き勝手に描きたいものを描くことが多かったのですが、そのせいでいつも同じような構図の絵ばかり描いていました。
でも、今年は頑張って、絵の勉強的なこともしていけたらなあって思います。
具体的には模写をしたり、他の人の描き方を真似してみたり...ですかね。
好きなものこそ上手なれとはよく言いますが、ある程度は意識的に努力しないとかなって気もするので、ぼちぼち頑張りたいです!
とりあえずこんな感じですかね!
なんかふわふわした抱負になってしまいましたが、とりあえず前向きに、向上心持って頑張っていきたいなって思います。
それでは、また。
2018年の趣味を数字で振り返る
どうも、ぱのこめです。
クリスマスが終わって、2018年も残り1週間を切りましたね。
あっという間の1年だったような気がするのですが、具体的な数字で1年を振り返ってみたら、今年の自分は割と色々なことをしていたなって思いました。
そこで今回は、自分の趣味を数字で振り返ってみようと思います。
◎リアル脱出ゲーム、29回
私は『リアル脱出ゲーム』がとても好きで、3年くらい前から定期的に行っています。
リアル脱出ゲームに行ったら、その記録を日頃からExcelにとっています。
それを見たところ今年は全部で29回参加していました!単純計算で、月に2回程度ですかね。
(今年参加したリアル脱出ゲームの一覧)
今年は、29回中22回成功という好成績を納められたので良かったです。
特に、「アジト型」と呼ばれている密室に閉じ込められるタイプのゲームを初めてクリアできたのが嬉しかったです!
アジト型のリアル脱出ゲームは本当に難しくて、脱出成功率10%前後の作品もザラにあります。
私は『古代遺跡エルドラドからの脱出』というアジト型公演をクリアしたのですが、今まで2年半ほどリアル脱出ゲームに挑戦してきて、一番嬉しい瞬間でした!
今のところ、リアル脱出ゲームで得られる感動を代替できる娯楽が存在していないので、来年以降も行き続けると思います。
来年はまた、楽しい公演にたくさん参加できたらいいなーって思います!
あと、今まで一緒に行ったことないような人たちとも行きたいです!
◎小説、58冊
通学の時間が片道1時間半ほどあるので、その時間はスマホゲームをするか、YouTubeを見るか、小説を読んでいます。
今年読んだ小説は、全部で58冊でした。1週間に1冊くらいのペースで読みました。
今年読んで一番印象に残った作品は、上橋菜穂子さんの『精霊の守り人シリーズ』です!
『精霊の守り人シリーズ』はハイファンタジーの冒険小説で、特に世界観の作り込みがすごいと思いました。
作者が文化人類学者であることも関係あると思いますが、小説中の土地の特徴とか人種や文化などが緻密に描かれています。
この本は一応児童文学として扱われているものですが、大人が読んでも楽しめると思います!実際、読んでいる間はすごくワクワク出来て、どんどん読み進められました。
また、この作品はNHKで実写ドラマ化とアニメ化がされていて、私はアニメの方だけ見たのですがとても面白かったです。
Amazon Primeにもあるので、もし年末年始に暇な人がいたら是非観てみて下さい!
この2人については昔から好きで何冊か読んでいたのですが、全部網羅しようと思って今年は気合を入れて読みました笑
あとは、恩田陸、辻村深月、伊坂幸太郎さんの作品を今年初めて読みました。
読んだ本が全て高評価を受けているものだったので、どれも面白いと思いました。
特に辻村深月さんが結構好きだなーって思って、何冊か積ん読している状態です。来年また読み進めたいと思います笑
大学に入ってから少し読書から離れていたのですが、今年になってまた読書欲が復活してきた感じでした。
特に、今までは学術書や新書を中心に読んでいたのですが、今年は小説ばかり読む結果となりました。
改めて物語は面白いなあと思ったので、来年以降も定期的に小説を読んでいこうと思います。
◎イラスト、33枚
先日ブログで書いた通り、イラストを描くのが趣味です。
描いたイラストは主にPixivに投稿しているのですが、確認したところ今年は全部で33枚描いていました。
単純計算で月に3枚くらいですね。自分が思っている以上に描いていてびっくりしました笑
Pixivのフォロワー数も、1年で700人くらい増えたのですごくうれしかったです。
今年は本当に、描くことそれ自体が楽しかったので、来年もまた楽しみながらたくさんイラストが描けたらいいなって思います。
あとは、ずっと言っているのですが、いつか漫画を描きたいですね!来年描けるとは全く思わないですけど、実現に向けてちょこちょこ勉強していきたいです。
◎ブログ、44本
今年の春から始めたこのブログですが、この記事までで合計44本の記事を描いていました。
なるべく週に1回くらいは更新したいなーって思っていたのですが、結構出来ない週が多かったです。
今までずっと読み手だったので、ブログを書くようになってから書き手の大変さみたいなものが分かったのは新鮮でした。
時間的な余裕とか精神的な余裕が必要だったり、あと書くことない時とかも結構あったので、毎日更新しているブロガーの人とかは本当すごいなって思います。
あとは、そもそも他人に見せるための文章を書くということ、それ自体が結構大変だなと思いました。
私の場合は無機質というか、なんか形式ばった事実の羅列だけのつまらない文章になりがちなので、物語調の書き方をしていたりして、文体が魅力的なブログはすてきだなと思うようになりました。
私も読んでてワクワクするような文章を書きたいなと思っているのですが、その一方で、今の自分の書き方が嫌いなわけでもないので、どうしよっかなーって少し考えています。
まあ、書こうと思って書けるものでもないので、考えてもしょうがないのですが・・・笑
でも、事実の要約と自分の感想を並べるだけじゃなくて、事実部分を膨らませて多めに書いたりはしようかなって思います。来年以降の努力目標ですね。
うだうだと反省点とか思ったことを書いてきましたが、ブログをはじめて良かったことも結構あります。
単純に自分の過去を振り返るツールが増えたというのもそうだし、自分の好きなこととか思っていることとかを、割と気兼ねなく言語化して発信できる場所が出来たというのも、自分にとっては良かったかなって思っています(むしろ、もう少し気兼ねしたほうがいいのかもしれない。)
あとは、ブログきっかけで何人かのゲイの人と出会うことも出来たし、より他の人のブログに関心を持てるようになったのも、始めて良かったことかなって思います。
来年以降も定期的に更新していこうと思うので、よろしくお願いします!
上で書いたもの以外にも、観劇に3回行ったり、ライブに3回行ったり、登山に3回行ったり、旅行に3回行ったり、同人誌即売会に2回行ったり、結構色々なことをした一年でした。
趣味的には、とても充実した良い一年だったので、また来年もいろんなことに精力的に取り組めたらいいなと思います!
それでは、また。
メリークリスマス
どうも、ぱのこめです。
ついに今年のクリスマスがやってきましたね。クリスマスの到来にワクワクしている人もいると思うし、リア充爆発しろって思ってる人もいると思います。
今日は、クリスマスに対する自分の思いと、今年のクリスマスの過ごし方について書こうと思います。
小・中学生の頃はサンタさんからプレゼントを貰えたので、クリスマスは1年の中でも特別なイベントでした。
しかし、私が高校生になるとクリスマスプレゼント制度が廃止されて、代わりに晩飯にケンタッキーとクリスマスケーキを食べるようになりました。
その頃から、私にとってのクリスマスは「年末が始まる合図」的な役割を果たしています。
クリスマスが終わると、そこから大晦日に向けて加速度的に時間が進む気がして、ちょっと悲しい気分になります...。
とはいえ、せっかく世間が浮き足立っている日に自分だけ沈んでいるのも勿体無い!ということで、大学生になってからはクリスマスにかこつけて、高くて美味しいご飯を食べに行ったり、遊びに行ったりして過ごしています。
ちなみに個人的には、『クリスマスはカップルのための日』みたいな訳分からん風潮(大学生だけ?)には反対なので、そこらへんは特にこだわりなく過ごしています。
クリスマスはお祭り的な「ハレの日」としては受け入れるけど、カップルとか恋愛とかにわざわざ絡める必要は無いんじゃないかなーって思っています。
とまあ、こんなこと言っていますけど、結局今年も恋人と過ごしていました笑
言い訳としては、「3連休だからいつも通りお泊まりしたついでに、いつもよりも多く散財しただけ」って感じです。
ここ3年くらいはずっとクリスマスが休日に被っていて、結果的にクリスマスを恋人と過ごしてるみたいになっています。
でも、私たちの場合はお互い全然気にしてないからロマンチックな感じとかは全く無くて、プレゼント交換もしないし、実際明日からまた平日なので今日はもう解散して家に帰ってます。
なので、ただの休日と変わらない感じでした笑
人によってはクリスマスを大切にしてほしい!って人もいると思いますが、自分は全くそういう感じじゃないので、そこの温度感が恋人と合っているのは非常に楽だなって思います。
でも、せっかくクリスマスなんだからと、今までずっと行きたいって言ってて行けていなかったお店に行ってきたので、少し紹介します。
今回は、新宿にある「だるまや」というラム肉(ジンギスカン)が食べれるお店に行きました。
なんか、ぐるナビで結構評価が高い(?)らしく、彼氏がずっと行きたいと言っていたので、今回予約を取って行ってきました。
結構混んでいて週末は予約無しでは入れないっぽかったので、もし行く場合は予約した方がいいと思います。
最初にサラダとラム肉のぶつ切りみたいなやつが出てきました。
ラム肉ってあんまり食べたことなかったので、食べる前は少し不安だったのですが、このお店は臭みが少なくて柔らかくて、すごく美味しかったです。
肉は焼いてもいいし、生でも食べれるということでどっちも食べてみましたが、個人的には少し焼いた半生くらいのやつが一番美味しかったです。
その次は、めちゃでかい肉の塊(250gらしい)が出てきて、じっくりとお店の人が焼いてくれました。
最終的には一口サイズにカットして提供くれます。
これも厚みはあるのに柔らかいのですごく食べやすかったです。
また、肉自体の味も美味しいし、塩胡椒とかカレー塩とかで味付けを変えることができるので、飽きずにたくさん食べれました。
肉の塊のあとは、ラム肉のハンバーグを食べました。あいにく写真は無いのですが、これも肉汁がいっぱい出ててすごく美味しかったです。
あと、ハンバーグを少し残して店員さんにお願いすると、〆としてガーリックバターライスを作ってくれるのですが、これもめちゃくちゃ美味かったです!
お酒3杯ずつ飲んで、値段は1人6000円くらいでした。
私にとっては気軽に行ける値段では無いのですが、値段以上の満足度を得られたのでとても良かったです。
ただ、店内が狭くてカウンター席が多いので、個室でゆっくり食べたい人とか、大勢で行って食べるのには向いてないと思います。
今回食べてみてラム肉美味しいなーって思いました。また機会があったら食べたいです!
2018年ももう終わりなので、そろそろ今年一年の振り返りをしようかなって思ってます。
それでは、また。