ぱのこめの生活

20代のゲイ。主に、日々の生活や趣味などについて書きます。

初めてゲイバーに行った

どうも、ぱのこめです。

一昨日、初めてゲイバーに行きました!今日はその感想を書きたいと思います。

 

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◎初めてのゲイバー

一昨日は、大学のセクマイサークルの仲間たちと6名で行きました。19時に新宿伊勢丹の交差点に集合して、タイ料理屋で時間を潰した後、21時からバーに乗り込んでいきました。

ちなみに、私はまっったく新宿2丁目のことは知らないので、サークルにいるベテラン(?)の方に案内していただきました。多分、2丁目に行くのは3回目くらいだと思います。日中に行ってカフェとかラーメンを食べたことはあるんですけど、バーは一回もありません。

 

1軒目に行ったのは「EAGLE TOKYO」というショットバーです。大きめな水槽があったり、青いライトが付いてたりと、海をイメージしているようなお店でした。

クラブイベントとかもやったりするらしく、たくさん人が入れそうな広々とした店内でした。月曜日ということもあってか客もそんなに多くなくて、ゆっくりサークルの人たちと話ができました。

なんか想像していたこじんまりとしたゲイバーとは全く違くて、どちらかというとイギリス風パブのHUBとかに似てる感じでした。ショットバーなのですぐに出て行く客も多かったり、あとは観光目的の外国の人とかも多かった気がします。

なんか全体的に、客同士で交流するってよりは仲間内で少しお酒を飲む場所って感じでした。ショットバーだし、まあそんなもんですよね。

 

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EAGLE TOKYOで22:30くらいまでいて、次の日用事があって早く帰る2人が離脱するタイミングで店を変えようということになりました。

 

そこで2軒目に行ったのは「インダルジ」というバーです。案内してくれたサークルの人が店子の人と仲が良いらしくて、その人がちょうど出勤する日だったので行こうということになりました。

入るとカウンターが8席、壁際にグループ席的なものが8席くらいある、想像通りというか、イメージしていた感じのゲイバーでした。そこは月曜日なのにもかかわらず結構お客さんがいて、ちょっとビックリしました。

グループ席についてサークルの人たちと話しつつ、時々店子の人が来てくれてお話ししつつ、といった感じでした。人が多くて混雑はしていたのですが、アットホームな雰囲気というか、割と居心地は良いお店だったと思います。

 

◎ゲイバーに行って思ったこと

ゲイバーに行って思ったことが主に3つあります。

 

① 期待してたのとは違った

私がゲイバーに対して抱いていたイメージは、ママとか店子さんと話しながら、メインはお客さん同士で交流して、仲良くなる場所みたいな感じでした。でも、他の人と交流みたいなことはなかったし、そもそもグループで行ったので、お店の人ともそんなに話すことはありませんでした。

やっぱり一人とか、多くても二人くらいの少人数で行かないと、ゲイバーの良さは味わえないんですかね...?個人的には、どうやって楽しむものなのか全然わかりませんでした。特に、友人と一緒に行くのなら居酒屋とそんなに変わらないのかなって気がします。

たしかに、普通の居酒屋よりはゲイトークを気兼ねなく出来るってメリットを感じる人もいるのかなと思いましたが、個人的には普段からそんなに気にならないので、特にメリットはないと思いました。

使い方として自分が思ったのは、一人暮らしを始めてなんとなく寂しい時に、喋り相手をふらっと見つけに行くとかはありそうだと思いました。でも、次に挙げる問題的に、この使い方もなかなか難しいのかなって気がします。

 

②居場所にするには根気が要りそう

多分、自分がゲイバーを楽しむためには、一つのお店に割と長く通って、店子やママと仲良くならないと難しいなと思いました。

正直、お店の人と楽しくたわいもない話をするには、距離感が微妙すぎましたね。そもそも、自分は知らない人と話したりするのがめっちゃ好き!ってタイプではないので、根本的にゲイバーというものが向いてないのかもしれません。

昔は出会いの場がバーにしかなくて、そこに通う強制力みたいなものがあったりしたのかもしれませんが、現代では出会い系アプリや様々なコミュニティで交流が可能なので、自分的には頑張って行こうという気にもならない可能性があるなあと思いました。

あと、グループで来てる人ばっかりで、一人で飲みに来ましたみたいな人は少なく、客同士の交流もなかなか厳しいのかなって少し思いました。これは根拠が自分の体験1つしかないですが、そうなると本当に店子さんとかママの人とどれだけ相性が良いかでバーに通うかどうかが決まるのかなって思いました。

 

③種類の多さは魅力

ここまでネガティブな内容をタラタラと書きましたが、バーにはたくさんの種類があって、その多様さは強い魅力になり得ると思いました。

案内してくれたサークルの人から話を聞いてみると、お店のママの方針や立地によって集まってくる客層(ステータス、年齢、ノリ、見た目など)が全然違うみたいです。

実際、新宿二丁目だけでも色々な種類のゲイバーが本当にたくさんあるし、東京だと主要駅ごとに点在しているという話も聞きました。新橋駅の近くにあるバーは落ち着いた感じのサラリーマンが多いって話を聞いて、ちょっとそこのお店は行きたくなりました(交流できるかは知らない)。

まあそんな感じで、たくさん種類があるのであれば一つくらい自分の気にいるお店が出来るかな?って期待が持てました。そもそもお酒がそんなに強くないので、行くかはわかりませんが。

でも、一つくらい行きつけのバーがあってもいいのかなって気はしました。サークルとかだと団体としての概念的な(?)居場所になりますが、ゲイバーなどは物理的な居場所として、何かあった時に逃げ込んだり出来る気がして。いつもそこにあるって安心感は割と大きいんじゃないかなって思います。

 

 

以上、はじめてゲイバーに行った感想としては、「色々期待しすぎた結果なんか思っていたのとは違ったけど、でもそこそこ魅力はあるし、通い慣れたら楽しそうだなー」って感じです。

正直、今の自分には必要ないなって思いましたが、社会人になって一人暮らしを始めたときに、もしも家の近くにゲイバーがあったら、ちょっとは通ってみようかなって思います。

 

それでは、また。