ぱのこめの生活

20代のゲイ。主に、日々の生活や趣味などについて書きます。

高校の友人にゲイバレしました

どうも、ぱのこめです。

 

先日「カミングアウト出来ない」みたいな記事を挙げておきながら、なんと今日、高校時代の友人にカミングアウトをしてきました。

まあ、正確に言うと状況証拠から私がゲイだとバレて、それを認めたって感じになります。

なので、今日はその一連の出来事について書こうと思います。

 

 

◎なぜゲイバレしたか

簡単に言うと、このブログを見た高校の友人が私だと気づいたからです。

ブログの記事だけだと私のことを完璧に特定するのは難しいと思うのですが、実は私のことを知っている友人(特に高校時代)なら私を特定するのは簡単です。

何故かと言うと、このブログ上で「ぱのこめ」というハンドルネームと、緑の帽子を被ったドットのアイコンを使っているからです。

 

実は、このハンドルネームは高校1年生〜2年生のときにリアル向け(ノンケ向け)Twitterアカウントで使っていたものです。

また、アイコンについては自作でなかなかお気に入りの物なので、現在でもLINEをはじめ、色んなところで使っています。

 

というわけで、「ぱのこめ」って名前を覚えていて、Googleとかで検索すればすぐに私のブログに行き着くというわけです。

 

多分、私のことをめちゃくちゃ好きな人がそのハンドルネームを覚えていて、どっかしらで検索をしたのでしょう。

そしたらこのブログが出てきて、内容も一致してるからこいつだ!ってなったのでしょう。

そして、それが広まって今日のカミングアウトに至るのです。

 

 

◎高校の友人と食事に行った

先日、急に高校の友人Aから連絡があって、一緒に飯に行こうと誘われました。

高校時代は結構仲が良くて、ざっくばらんに話せるような関係の友人だったので、今日お昼ご飯を食べてきました。

 

新宿の大戸屋に入ってご飯を食べ始めた頃に、突然相手から「ぱのこめ(実際は本名)ってゲイなんでしょ?」と少しニヤついた顔で言われました。

その時点ではちょっと動揺したのですが、その場では肯定も否定もせずに「なんで?」と聞き返したところ、「友人B(共通の友人)がブログを見たらしくて、飲み会で言ってた。」という話をしてきました。

 

その時点で、「まあブログ見られてるならもう言ってもいいや」と思って、そのまま友人Aに対してカミングアウトしました。

あと、正直な話をすると「ここで動揺したらなんか悔しいな」っていう、強がりみたいな気持ちもありました。

 

カミングアウトした結論としては、やって良かったなって思います。

理由は、カミングアウトして以降の友人Aの態度が特に変わることなく、そのままゲイ映画・レズビアン映画についての話とかを少し出来たからです。

途中で「当時、俺のこともしかして好きだった?」とかいうノンケ男性特有の自意識過剰なクソ気持ち悪い発言も出てきて、その時はこういうのってホントにあるんだなって思いました。

でも、そのあとは今までの近況報告とか人生相談的なものをメインに話して、その後少し謎解きをして解散になりました。

 

 

◎ゲイバレして思うこと

まず第一に、私のブログを見つけられたこと、または私がゲイだと気づかれたことに対する思いは特にありません。

もしバレたくないなら、私がハンドルネームとアイコンを変えれば良かったので、まあどっかで自然にバレないかなって気持ちもあったんだと思います。

 

でも、私がゲイであることを不用意に広めた友人Bについては、まあちょっといただけないかなって思います。

もう少し言うと、実際にブログを見つけたのは友人Bじゃなくて、高校時代から他人の噂とネットストーカーが大好きだった友人Cが見つけて、それを仲の良かったグループ内に広めたんじゃないかなって気がします。

そう考えると、多分自分が思っている以上に広まっている気もします。そう考えると結構怖いですね。

とにかく、今回広めた人がこの記事を読んでいたらそれはアウティングになるんで、まあ今後傷つく人が出ないように気をつけて下さい。

 

 

今回ゲイバレして一番嫌だなと思うことは、過去の出来事全てに「私がゲイであること」をくっつけて解釈されることです。

実際、今日会ってきた友人Aも「一緒に帰ったり仲良くしてた=俺のこと好きだったんじゃないか!?」みたいな安直すぎる発言をしていました。

 

友人Aは結構思慮深いタイプの人間で、今日話した感じだと性的マイノリティに対する理解もなかなか高いかなって印象を受けました。

でも、そんな人間でも過去を妄想で改変しちゃっていたので、多分そこらへんの同級生はもっと酷い妄想をしているんじゃないかなって思います。

まあ、当時に感じてたことが全部そのまま事実だと思うんで、せっかくの思い出をグチャグチャにしないでほしいかなって思います笑

 

 

あと、やっぱり過去にノンケの振りして仲良くしてた人にゲイだって知られると、どう振る舞っていいか分からなくなるってのも実感しました。

でも、そのことを友人Aに言ったところ「別にゲイだからって、今までと何も変わらないんじゃない?」と逆に諭される結果に終わりました。

まあ本心かどうかは分からないけど、とりあえずそう言ってもらえたのはとても嬉しかったです。ありがとう。

 

 

以上、まとまりが悪くなりましたが、高校の友達にゲイバレした話でした。

 

なんか時間が経てば経つほど、アウティングされた不安が大きくなってきてます。

まあ、高校の時の知り合いに悪い人はいないんで大丈夫だとは思いますが...

まあ何か進展があればまた書こうと思います。

 

それでは、また。