ぱのこめの生活

20代のゲイ。主に、日々の生活や趣味などについて書きます。

3週間の集合研修の感想

どうも、ぱのこめです。

 

6月1日から大阪での集合研修が始まり、早いことにもう3週間が経ちました。

初めての一人暮らし&慣れない土地でのホテル生活に結構疲れが溜まっていますが、その反面、同期の人たちと交流する機会がたくさんあるのはとても良いなあと思っています。

集合研修の内容や同期との人間関係について良いことも悪いこともたくさん経験したので、今日はこの3週間で思ったことや感じたことについて書こうと思います。

 

 

◎ 会社の良いところと悪いところ

集合研修が始まってから、在宅研修の時には分からなかった会社の持つ色々な側面が見えるようになりました。

 

良い面については、主に会社の業績面について挙げられます。

日本の製造業で成長出来ている企業はあまり多くない中で、私の会社は業績が右肩上がりで、従業員も前向きで明るくて、挑戦できる余地がたくさんあるのは良いことだと感じます。

他の会社に行った友達に話を聞いても、業績が横ばい・悪化している企業だと会社内の雰囲気が悪かったり、ピりついているようなので、そういう会社と比べたら精神衛生的に良い環境だなと思います。

あとは、在宅研修中に学んだ経営理念とか経営方針について、口だけじゃなくてちゃんと行動に反映させているというのが随所に見えて、そういう有言実行的な態度も自分は好きだなあと思います。

 

その一方で、日々の研修の中で会社の悪い面もめちゃくちゃたくさん感じています。

例えば、研修期間中に無給の時間外労働を強制させられたり、無駄に感じる講義(同じ内容を何度も繰り返し話す、元役員による4時間の講演会など)が多すぎるとか、研修に行きたくなくなるようなこともいっぱいあります。

あとは、人事が新入社員に対して指導すること(挨拶とか、日々の改善活動とか)を自分たちが実践していない時なんかにも、ちょっと情けない気分になります。

そんな風に在宅研修では感じなかった問題点をいくつも感じるようになって、集合研修なんてやらないでずっと在宅したかったなあって気持ちになることが多いです。

 

 

◎ ホテル生活の問題点

集合研修に対する評価を下げているのには、研修や会社の問題だけではなくて、ホテルでの生活上の問題も大きく影響していると思います。

 

ホテルで生活する上で感じる不満点の1つ目に、部屋に冷蔵庫が無くて食料や飲み物を買いだめ出来ないという問題があります。

研修期間中はお弁当を持って行かないといけないのですが、冷蔵庫が無いので前日に買っておくことが出来なくて、毎朝早起きして近くのコンビニまで買いに行かないといけません。

しかも、ホテルに最も近いコンビニでも往復で20分弱かかってしまうので、立地の不便さも相まって満足度が下がる要因になっています。

 

もう一つの不満点は、壁が薄くてとなりの音が聞こえてきたり、逆に私の音が隣の部屋に聞こえてしまうことです。

同期が200人ほど同じホテルに泊まっているので、その中には部屋に集まって飲み会をしている人たちもいます。

そういう飲み会が0時頃まで行われている場合もあって、自分は寝ようとしているのに隣の部屋から声が聞こえてきたりしてあんまり寝れないことがあります。

 

逆に、私が彼氏や家族と電話している声が隣の部屋に聞こえていることもあるようで、この前は「電話の声がうるさい」と隣の人からクレームをもらいました。

それからは電話するときの声をなるべく小さくしたり、YouTubeを見る時もイヤホンをつけたりして配慮はしているのですが、最近は気を使いすぎてちょっとストレスだなあと思い始めました。

他にも、コロナ影響で使えない施設や利用が制限されているエリアなども多くあって、行動が制限されることが多いので、そういうのも相まって集合研修に対する満足度が下がっているような気がします。

 

 

◎ 公立の中学校みたい

集合研修が始まって生活面以外で変わったことと言えば、同期と直接話したり、一緒にご飯を食べたりすることが出来るようになりました。

在宅研修の時はテレビ会議システムを使って同期とグループワークをしたりはしていましたが、話せるメンバーは限定的だったり、集まる時は作業がメインで雑談などをする機会は多くありませんでした。

 

なので、集合研修が始まってからたくさんの同期と会って話したり一緒に作業をしたりして、同期の人たちがどんな人たちなのかがだんだん分かってきました。

3週間一緒に研修を受けた感想としては、公立の中学校みたいに人の能力や性格に多様性があって、今まで生活してきた環境とは大きく異なり、すごく刺激的で面白いなあと思います。

自分の場合は高校から進学校に通っていたので、受験で同じような学力の人たちが集まるようになって、さらに大学・大学院になるとより同質的で、同じような価値観・背景を持つ人たちとばかり関わるようになっていきました。

その一方で、会社の同期は技術系・事務系の違いはもちろん、出身地も全国バラバラで、学歴についても高専・専門学校卒、大学卒、大学院卒と、様々な背景を持つ人たちが集まっています。

そのせいか、能力・性格の幅が広くて、新しい人に会うたびにその人が持つ色んな価値観や経験を知れて、毎日すごく楽しいです。

 

そうは言っても、まあ包み隠さずに言うと、自分が今まで接してきた人たちと比べると向上心と能力が劣っている人たちが多いかなという印象です。

今までも言った通り、色々な人たちがいるって意味では話を聞くのがすごく面白いけど、切磋琢磨したり成長したりするっていう意味では、ちょっと刺激が弱いかなあって思ってしまいます。

そこら辺の刺激については配属された後に先輩社員や上司の人から得られることを期待しています。

 

 

疲労と短期思考

最後に、日々の研修や生活に追われていて、短期思考に陥っていることについて書こうと思います。

 

最近は就業時間後に自習する時間がとれなかったり、時間はあっても疲れてしまっていて出来なかったりすることが多くなってきました。

日々の研修とその日の生活でいっぱいいっぱいになってしまって、在宅研修をしていたときと比べて将来のことを考えたり、長期的な視点・目標を持って行動をするのが難しいなあということを感じています。

大学の授業でも現場は短期思考に陥りがちで、近視眼的な行動をするという話は聞いていたしイメージの上では知ってはいたのですが、今の自分はまさにその状態になってしまっている気がします。

勉強した概念・理論を実際の現実に当てはめる、体感するって意味ではすごく良い経験だなあと思うのですが、なかなかに解決が難しい問題だなあと思います。

 

そうなってしまっている一番の原因は、自分に体力的な余裕が無いことかなと思っています。

最近は研修が終わって自分の部屋に帰ってきたときにはもう疲れが出ていて、友達と夜ご飯を食べに行って帰ってきたらすぐに眠気も襲ってきて、就業時間後に考え事をしたり勉強をしたりする気分にあんまりなれない日が多くなっています。

もしかしたら平日は早めに寝て、その分朝に早く起きて活動をした方が良いのかもしれませんが、そういう生活の改善も出来ないままずるずると3週間を過ごしてしまいました。

なので、最近は特に夜の21時から23時の間を無為に過ごしてしまいがちです。

実際に仕事が始まったら今以上に体力的・時間的な余裕がなくなってくるのかなと思うので、今のうちに自分に合った生活リズムや時間の使い方を見つけていきたいと思っています。

 

実際、社会人の人たちって短期と長期のバランスをどうやってとっているのかがすごく気になります。

まあそんなに長期のことを考えたり自己研鑽みたいなことをしている人は少ないのかもしれませんが、中には頑張っていたり、後は趣味にがっつり時間をかけているという人たちもいると思うので、そういう人たちの時間・体力・気力の使い方とかバランス感覚みたいなものを知りたいなあと思っています。

 

実際に、私の彼氏は社会人学生をやっていて、普通に仕事をしながら平日の夜や休日に授業を受けたり研究をしたりしています。

そういうところは前々からすごいなあとは思っていたのですが、自分が働き始めてから本当の意味ですごさが分かって、本当に尊敬しています。

そういう違いってなんで生まれるんでしょうね。バイタリティとかの問題なんですかね?それか危機感の問題なのでしょうか?

早めに原因と対策方法を考えて、改善していきたいです。

 

 

 

以上、集合研修を3週間やって感じたことでした。

この3週間は本当にあっという間で、今は研修が残り2週間で終わっちゃうのが寂しいって気持ちと、早く配属されて働きたいっていう気持ちが半々の状態です。

 

配属面談も先日終わって、あとは最終日の配属発表を待つだけになりました。

グローバルの軸 × 経理・財務の軸で志望を出しましたが、配属ガチャは果たしてどうなるでしょうか・・・

配属発表はドキドキですが、とりあえず今は目の前の研修に集中して、残り2週間の研修を充実したものに出来るよう頑張ろうと思います。

 

それでは、また。