ぱのこめの生活

20代のゲイ。主に、日々の生活や趣味などについて書きます。

家計簿で振り返る2020年

どうも、ぱのこめです。

 

あけましておめでとうございます。

2020年はコロナのおかげでめちゃくちゃな一年になりましたが、個人的には卒業や就職、引越しなど環境の変化が大きくて、大変な反面楽しいこともたくさんあった一年になりました。

2021年も振り返った時に良い一年だったと言えるような年にできるようにほどほどに頑張ろうと思います。

今年もマイペースに無理のない範囲でブログを更新していこうと思いますので、よろしくお願いします。

 

 

私は2020年4月から社会人として働き始め、そのタイミングで大阪に引っ越して一人暮らしを始めると決まっていました(コロナのせいで2か月ほどズレましたが)

実家で学生をやっていたそれまでとはお金の使い方がガラっと変わることが予想されたため、自分のお金の使い方を把握するために家計簿をつけようと2020年1月に決心して、それからコツコツと作業を進めていました。

買い物をした時のレシートを全部保管しておいたり、細かい現金の支出などもちゃんと記録して、2020年1月1日から12月31日までに全部で1818件分のお金の収支を記録しました。

その家計簿を年末年始に見ていたところ結構面白かったので、今回は家計簿の数字を見つつ2020年の私のお金の使い方を反省して、支出に関する2021年の目標を立てようと思います。

 

ちなみに、私は2020年の1月から5月までは実家暮らし、6月はホテル暮らし、7月から12月は寮暮らしでした。そのため、2021年1月以降の寮暮らしに活かせるように振り返りをするという意味で、寮暮らしの6か月間の支出を振り返ろうと思います。

 以下では、支出金額のイメージがつきやすいように、項目ごとに7月から12月までの6か月の支出総額を算出して、それを6で割って1か月平均の数字を出したものを表示しています。

皆さんの1ヶ月の支出額と比較しながら、社会人一年目の私の支出内訳を読んでみてください。

 

 

◎1ヶ月の支出総額

2020年7月から12月の支出総額の1ヶ月平均は¥295,585でした。

支出の内訳を①食費、②交際費、③居住費、④生活費、⑤娯楽費、⑥サービス費、⑦その他に分類すると、それぞれの支出額は以下の図の通りです。

 

f:id:PaNoCoMet:20201231224111p:plain

 

金額だけを見ると単純に自分の基本給を大きく超えているので、収支のバランス的にはちょっとまずいなあと思っています。

一応赤字になっているわけではないので、上半期で貯金をしていた分と12月の冬のボーナスでバランスをとった感じですね。

 

ちなみに、収入は手取りではなく額面で家計簿上に計上していて、社会保険料所得税等の控除費用は家計簿上で「その他」の費用として支出総額に含まれています。そのため、一般的な社会人の感覚よりは支出総額が多くなっていると思います。

以下では、それぞれの数字を用途別に細かく見ていこうと思います。

 


①食費

食費の1ヶ月平均は¥46,498でした。

より詳しく(1)朝食、(2)昼飯、(3)晩飯、(4)間食に分けると以下の図の通りです。

 

f:id:PaNoCoMet:20201231230014p:plain

 

個人的には、食費は結構安く抑えられているんじゃないかなと思っています。

私が住んでいる寮にはキッチンがなくて、自分で料理をして食費を抑えるということがほぼ出来ない状況です。

そのため、昼飯は毎日コンビニで600円分くらい買っていたり、休日のご飯も外食とかコンビニ弁当が主なので、そういう部分は平均よりも少し高くついているかもしれません。

その一方で、平日の朝飯と晩飯は寮で出してくれて、それぞれ朝食170円、夕食380円という破格の金額なので、その出費を低く抑えられるのが非常に大きいなと思っています。

ちなみに、寮のご飯は美味しくて、晩飯の場合は一汁四菜が毎回出てきて、かつご飯もおかわり自由というなかなか豪華な内容になっているので、不満は全くありません。

 

間食については、お菓子とアイスが大好きで結構な頻度で食べているので、平均よりはだいぶ高くなっているかもしれません。

一応、飲み物は自分で麦茶を作って水筒に入れているので、飲み物にはほとんどお金はかかっていません。

だから、この間食費のほとんどはお菓子ってことですね。。健康にも悪いので、ほどほどに控えようと思います

 

食費に関する2021年の目標としては、今の水準を維持することが出来れば良いなあと思っています。

正直、食に関する費用を無理に削ってしまうと生活の満足度が大きく下がってしまう可能性があるので、厳しい目標は立てず現状維持の¥47,000でいこうと思います。

 

 

②交際費

交際費の1か月平均は¥38,634でした。

より詳しく(1)遊び・旅行、(2)食事、(3)プレゼント、(4)交通費に分けると以下の図の通りです。

 

f:id:PaNoCoMet:20201231230018p:plain

 

今年は入社して同期をはじめとした新しい出会いが多くあったので、そういう人たちと食事に行く機会がすごく多くて、食事に関する交際費が多くかかりました。

しかし、流石に会社の人たちと食事に行く頻度もだいぶ減ってきたので、来年以降は1ヶ月平均を1万円前後に抑えられるんじゃないかなと思います。

 

それ以外の費用については、無難な金額なのかなと思います。

彼氏との旅行や食事以外の友達との遊びは月に一回くらいだったし、プレゼントも家族に誕生日プレゼントや初ボーナスで贈ったプレゼントの分だし、交通費についても年に2回した帰省にかかったお金がほとんどでした。

 

交際費に関する2021年の目標としては、交際費の支出は関係性構築のためにも無闇に減らす必要はないと思うので、基本的には今の水準を維持していこうと思います。

でも、今年と比べて来年は自然と食事に行く頻度が減ると思うので、結果的には1ヶ月平均¥33,000くらいで落ち着くのかなと思います。

 

 

③居住費

居住費の1か月平均は¥36,789でした。

より詳しく(1)家賃・光熱費、(2)家具・家電、(3)通信費に分けると以下の図の通りです。

 

f:id:PaNoCoMet:20201231232507p:plain

 

私が住んでいる寮は家賃が一ヶ月6000円弱の激安で、かつ水道代はタダなので、家賃・光熱費がめちゃくちゃ低くなっています。

基本的に家賃・光熱費が1万円を超えることはないので、この点は会社にすごく感謝しています。


家具・家電については、2020年の7月に寮へ引越しをして、布団とか棚とか電気製品とかを一気に買い揃えたので、2020年は高くなってしまいました。

あと、高めなイヤホンと電動歯ブラシを買ったのも出費を引き上げていますね笑

ですが、2020年でだいぶ必要なものはそろえることが出来たので、2021年以降は低く抑えられるんじゃないかなと思います。

でも、お金に余裕が出てきたらガジェット類を買ってしまいそうなんですよね。。

ヘッドホンとかスマートウォッチとかタブレットとか、買ってもそんなに使わないくせにどれも欲しいなあって思ってしまっています。

 

通信費については、そのほとんどがスマホ関連費用です。

電話料金がauで毎月20GB ¥6,700、それにiPhone本体代を分割で月¥2,000支払っているのと、楽天モバイルOPPO Reno Aを買って月¥1,300支払っています。

大学を卒業するまでは親がスマホ代を払ってくれていたのですが、自分でスマホ代を払ってみて結構お金がかかることを認識したので、どっかのタイミングでauは解約して格安スマホに乗り換えようかなーって思っています。

あと、今は1年間無料の楽天モバイルをポケットWi-Fi代わりに使っているのですが、もうすぐ無料期間が終わってしまうので、有料で契約し続けるかを意思決定しないといけなくなっています。。

今の寮にはWi-Fiが無いので通信し放題の楽天モバイルは契約し続けたいと思っているのですが、メインスマホiPhoneなので最適な契約形態を模索中って感じです。。

 

居住費に関する2021年の目標としては、2020年と比べて家具・家電の支出をかなり低く抑えられると思うので、スマホ代の見直しも合わせることで、毎月¥27,000くらいまで抑えたいなと思います。

 

 

④生活費

生活費の1か月平均は¥19,808でした。

より詳しく(1)消耗品、(2)文房具・雑貨、(3)ファッションに分けると以下の図の通りです。

 

f:id:PaNoCoMet:20201231230024p:plain

 

消耗品については、日常的に使うシャンプー・コンディショナーとか、洗剤とかがほとんどです。

実は今までろくに顔の手入れをやってこなかったのですが、そろそろ化粧水とか使った方が良いのかなーと思ったり思わなかったりしています。2021年の検討事項です。

正直、無駄なものは買ってないので減らす余地はありません。

 

文房具・雑貨については、ペンとかノートとか、あとは引っ越してから買った食器類もこの項目に入っています。

あと、10月頃にノリで買ってみたアロマオイルが思ったよりも良くて、継続して使っているのですが、それもこの項目に含まれています。

この項目も、無駄なものはほとんど買ってないです。

 

 ファッションについては、私服はもちろん、会社用のスーツ、ネクタイやハンカチなどの小物類もこの項目に含まれています。

入社に合わせて日常的に使うことになるスーツ類を買いそろえたのと、大学入学以降初めて葬式に出ることになって喪服を買ったので、そのせいで結構高くなっています。

あと、大学生の頃ほとんど洋服を買わなかったせいで持っている服がボロボロになっていた&太ってサイズが合わなくなったものも多かったので、2020年のはじめに大量に買い込みました。

2021年は今着ている服で乗り越えられると思うので、2020年よりはだいぶ低く抑えられるんじゃないかなと思います。

 

生活費に関する2021年の目標としては、ファッションを2020年の半分以下まで抑えることで¥11,000くらいにすることを目指したいと思います。

 

⑤娯楽費

娯楽費の1か月平均は¥46,793でした。

より詳しく(1)謎解き、(2)ゲーム、(3)書籍、(4)エンタメに分けると以下の図の通りです。

 

f:id:PaNoCoMet:20201231232541p:plain

 

謎解きについては、今年はコロナのおかげで「持ち帰り謎」という家で謎解きが出来る商品がたくさん発売され、それを片っ端から買い集めていたところ、こんなに高い出費となってしまいました。。

ちなみに、謎解きの出費¥25,745のうち¥18,232が持ち帰り謎に関する出費です。やばすぎる。

買いだめしたおかげで解けていない謎がまだいっぱい家にあるので、来年は買い控えるようにします。。

 

ゲームについては、年末にNintendo Switch本体とその他ソフト類を購入したのが金額に大きく響いています。

それ以外は、パズドラに月¥2,500ほど課金しているのと、ボードゲームを少々買っている程度なので、2021年はテレビゲーム分の出費が減るかなと思います。

 

書籍については、大阪に引っ越してからは同人誌と漫画がほとんどで、小説や学術書類はめっきり読まなくなってしまいました。

仕事で活字を読むことが多いので、なんとなく仕事外で文章を読む気にはならないんですよね。。

2021年以降もこの傾向は続くんじゃないかなと思っています。

 

エンタメについては、私が好きな東京03のネットライブ&DVD購入があったのと、amazarashiのネットライブがあったため、その出費が計上されています。

あと、amazon primeに毎月¥500支払っていますね。でも、ほとんど見ていないので、2021年は解約しても良いかもなーって思っています。

年間¥6,000支払うなら、Youtubeの1本¥300の映画を20本も見れますからね。これも要検討です。

 

娯楽費に関する2021年の目標としては、謎解きに関する出費を半分以下に抑えると同時に、ゲームの出費を2020年よりは減らすことが出来ると思うので、1か月¥25,000を目指そうと思います。

 

⑥サービス費

サービス費の1か月平均は¥24,713でした。

より詳しく(1)筋トレ、(2)病院・健康、(3)教育に分けると以下の図の通りです。

 

f:id:PaNoCoMet:20201231230025p:plain

 

筋トレについては、8月からエニタイムを契約して通っており(1か月¥7,700)、ジムの費用以外にはプロテインサプリメントの費用もここに含まれています。

夏の間は週2回ジムに行っていたのですが、11月から仕事が忙しくなって週1回しか行けていないので、2021年はコンスタントに週2回行けるように頑張りたいです。

正直、週1回休日だけしか行かないのであればちょっと遠いけど市営のジムに通った方が経済的なんですよね。。しかも、エニタイムが片道10分くらいかかる場所にあることも相まって、今のところは民間ジムのメリットをあまり感じることが出来ていません。

もしかしたら筋トレ道具を買いそろえて寮で筋トレする方が良いかもしれないなあとも思い始めているので、2021年の間に検討しようと思います。

 

病院・健康については、歯医者に5か月間通っていた費用と、毎月の散髪料金が含まれています。

歯医者はいくつかできていた虫歯の治療が全て終わったので、2021年以降は出費としては無くなります。

 

教育については、スタディサプリの月額料金と資格試験のためのテキスト代、資格試験料が含まれています。

スタディサプリは2020年1月末から契約してずっと続けているものです。毎月¥3,300かかるので、元を取るためにも頑張ってやっています。

資格試験については、2020年はITパスポート、TOEIC2回、簿記2級を受けました。

2021年も色々勉強して受験していきたいなーと思っているので、そのためのテキストをたくさん買って積んであります。

2021年の受験スケジュールは自分の中でもう立っていて、そのための教材等もすべて買いそろえてあるので、2021年はもう少し出費を抑えることが出来るんじゃないかなと思います。

 

サービス費に関する2021年の目標としては、筋トレに関する出費が増加するものの、歯医者の出費が減るのと、資格試験のテキスト代を減らすことが出来ると思うので、1か月¥17,000を目指そうと思います。

 

 

⑦その他の費用

その他の費用の1か月平均は¥82,350でした。

より詳しく(1)社会保険料、(2)税金、(3)労働組合費、(4)仕送り、(5)奨学金返済に分けると以下の図の通りです。

 

f:id:PaNoCoMet:20201231232636p:plain

 

ここら辺は基本的に自分にはどうしようもない費用類です。

仕送りについては11月から毎月¥10,000を実家に入れることになり2021年以降も続きます。

また、奨学金の返済が2020年10月から始まり、2021年以降も毎月¥34,355支払うことになります。

さらに、2021年からは2020年に支払っていなかった住民税の支払いも始まります。

そのため、来年以降はここのウェイトがより大きくなると思います。



◎2021年の目標まとめ

最後に、2021年の各項目の目標をまとめると以下の図の通りになります。

この図の通りの支出をした場合、一年間で100万円くらいは貯金できる計算になるので、やっぱりこれくらいが目標額になりそうですね。

 

f:id:PaNoCoMet:20210104212449p:plain

 

自分の消費行動を振り返ってみて、案外無駄な買い物はしていないものだなと思いました。

個人的にはパズドラの課金額と同人誌の購入金額がすごいことになっているような気がしたのですが、こうやってみると別にそんなに大きくないなあと思いました。

逆に、社会保険とか税金とか、奨学金の返済とかの金額がすごく大きくて、これらの支出は普段の生活ではあまり意識しないものですが、こういう形で可視化すると結構キツイ出費だと感じました。

チリツモ的な節約を頑張っている人もいるとは思いますが、個人的にはこういう影響の大きい金額を何とかしたほうが家計は分かりやすく改善されるんだろうなあと思います。

 

 

今回家計簿をつけてみて、自分の支出を客観的に見れるのはすごく良いなあと思いました。あとは、一年間記録を付けたことで長期的なトレンドを見たり、そもそも一個人の消費行動データとして面白いなあと思いました。

あとは、支出の内容を見れば過去に自分がどんな買い物をしたかを振り返ることも出来るので、経済活動日記的な側面もあって見返しているだけでも楽しかったです。

ただし、私くらい細かく記録するのは時間的・体力的にすごくコストがかかるので、休みの日にずーっとレシートの金額をExcelに入力する作業をしたい稀有な人以外はお勧めしません。

でも、個人的には家計簿をつける作業とそれを眺めて分析する作業はどちらも楽しかったので、モノ好きな方は是非挑戦してみてください。

 

それでは、また。