ぱのこめの生活

20代のゲイ。主に、日々の生活や趣味などについて書きます。

オナホと共に2週間を過ごした

どうも、ぱのこめです。

先週からオナホと共に生活を始めて、二週間が経ちました。今日はオナホを手に入れた経緯とか、使った感想を書こうと思います。

以下の文章は性的な内容を含むので、苦手な方は読まないでください。

 

・オナホをもらった

2週間前にブロガーの人たちとボードゲームをした時に、ゆうじさんからオナホを譲ってもらいました。

ゆうじさんがなぜオナホを手に入れたのかについては、彼のブログに詳細が書いてあるので興味があったら読んでみてください。

 

gayblog20s.hateblo.jp

 

簡単に言うと、新しく発売されたオナホのプレゼントキャンペーンに当選して、たくさん手に入れたみたいです。今回は、そのうちの1つをプレゼントしていただきました。

オナホを受け取った際に、使った感想をブログに書くと約束したので、今回はその使用感とか思ったことを書こうと思います。

 

・もらったオナホと自分のオナホ歴

今回いただいたオナホは、TENGA SPINNER 03SHELLってやつです。

以下の動画の黄色いやつですね。動画がすごいおしゃれで、TENGAの頑張りが分かります。

www.youtube.com

 

今年の7月頃から発売されている新作で、洗ったりしてちゃんと管理をすれば何回も使えるタイプの商品です。TENGAって使い捨て商品のイメージがあったので少し驚きました。

このSPINNERって商品は「硬度」「刺激」「内径」という軸で商品設計されているみたいで、私がもらったやつは硬度と刺激が強い分、内径が小さい商品みたいです。

 

私自身は、今までに1回しかオナホを使ったことがありません。使ったことのある商品はU.S.TENGA DEEP THROAT CUPってやつです。

私はオナホの知識が全然なくて、TENGA公式サイトにある相性診断(?)みたいなやつでお勧めされたやつを買って使ってみたって感じです。私が使ったものは標準的な商品ではなかったっぽいですが、一応それと比較して以下の感想は書いています。

 

ちなみに、U.S.TENGA DEEP THROAT CUPを使った感想は「まあこんなもんか」って感じでした。サイズ感は結構よかったですが、使用前に自分が想像していたよりは気持ちよくなかった覚えがあります。実際、それ以降は使ったことがありませんでした。

あと、これはTENGA特有なのかもしれませんが、外側がプラスチック素材なのがあまり好きじゃなかったです。握ってる感じがしないというか、なんか本当に「道具感」が強くて、そういう意味でも気持ちよさが減っていたような気がします。

あと、私がまだ学生であまりお金が無いってこともあるのですが、1回使って使い捨てってのはちょっと高すぎるなあと思いました。多分上手くやれば、洗って何回も使ったり出来るんだと思いますが、ちょっと方法が分からなかったです。

そんな感じで、TENGA SPINNERを使う前は、オナホ自体にはあまり良いイメージを持っていませんでした。

 

TENGA SPINNERの感想

今回使ってみてどうだったかというと、結構気持ちよくて良いなあって思いました。2週間のオナニーのうち、半分くらいはオナホを使ってやったと思います。

私が使ってて一番良いと思う点は、本体がジェルみたいな柔らかい素材になっていることです。握った時に手にひっつく感じとか、握る強さがそのまま刺激として届いている感じがして良いと思いました。

あとは、やっぱり使い捨てタイプじゃなくて何回も使えるってところもいいと思いました。刺激も結構良い感じで、結構満足しています。日ごろのオナニーとは違った感覚を味わいたいときとか、マンネリ化してる時に使うといいんじゃないかなって思います。

 

でも、問題点もいくつかあります。まず第一に、サイズが小さいと思いました。これは人によって好みがあるのだと思いますが、私はもう少し余裕がある感じの方が好きなのでワンサイズ大きいタイプも作ってほしいと思いました。

サイズが合わないと上手くスピンが回らなくて、あんまり気持ちよくないって問題もありますしね。US TENGAみたいな大きいサイズの商品を、この何回も使えるタイプでも出してほしいと思います。

 

あと、ローションがないと使えないので、使用後にお風呂で洗ったりしないといけないのが面倒くさいと思います。これはオナホ全般そうなのでしょうがないのですが、実家に住んでいると変な時間にお風呂とか入ると変な目で見られるし、そもそも使用後にお風呂までどうやって行くんだ問題とかありますし・・・

一人暮らしとかだとそのような問題は起こらないので、いいんじゃないかなって思います。あと、洗うのは結構簡単なので、私はそこに関しては特にストレスなく使えています。デザインもおしゃれな感じなので、部屋の机の上に堂々と置いてます笑

あと、何回も使って洗ってを繰り返していると、だんだん本体のゼリー感が増してきて、ベタベタしてきます。スライムみたいに溶けたりしてるわけではないですが、ゴミとかが割と本体にくっつきます。握り心地とかも少し変わってくるので、それも気になる人は気になるかもしれません。

 

まとめとしては、使う前はあんまりオナホに良いイメージは持っていませんでしたが、今回これを使ってみて「割とありだなあ」と思いました。たしかに問題点というか、気になる点とかもたくさんあるのですが、それを上回る気持ちよさを感じれたような気がします。

多分、これからも商品が壊れるまでは使い倒すと思います笑

 

以上、2週間オナホを使ってみた感想でした。

高校の時に何個か集めてる人がいて、その時の私はドン引きしてましたが(性的な話とか苦手だった)、今は彼の気持ちがなんとなく分かる気がします笑 自分に合ったものが見つかると、割とQOLが上がるのかもしれません。

ゆうじさん、オナホを譲ってくださって本当にありがとうございました!感謝しています。

 

それでは、また。

ボードゲーム苦手だったのが治った

どうも、ぱのこめです。

夏休みが明けて2週間が経ちました。卒論やら授業の課題やらに追われる日々がまた始まりましたが、なんとか頑張っています。

今日は、先週末にボードゲームをした話を書こうと思います。

 

今回のボードゲームは、ブロガーのゆうじボーイさんと、同じくブロガーのありじさんと、ゆうじボーイさんの登山仲間2人でやってきました。

彼らも同じ出来事についてブログを書いてるので、良かったら読んでみてください。私はこれを読んで、同じ出来事でも人によってこんなに感想が違うのか!と思いました笑

 

gayblog20s.hateblo.jp

santamonika.hatenablog.com

 

最初、渋谷に集合してJELLY JELLY CAFEというボードゲームカフェに向かいました。JELLY JELLY CAFEは私が3年前に大学の友達と来たことがあって、今回はそこで1日遊ぼうという話になっていました。

ですが、着くとすでに行列ができていて、店員からは予約でいっぱいだから当日はもう入れないと言われました。当時は結構空いていた(気がする)のに、まさかこんなに人気になっているとは思いませんでした。

しょうがなく新宿に移動して、西口から少し歩いたところにある『秘密基地』というボードゲームバー(?)に行きました。

 

そのお店は、控えめにいうならめちゃくちゃ最高の場所でした。店長は気さくに話しかけてくれるし、ボードゲームはいっぱいあるし、ゲイのお客さんが多いっぽくて周りの目を気にせず話せるし...ほんと素敵なお店でした。

あとは値段が安めだったことも個人的には良かったです。オープン〜18時までゲームし放題&飲み放題で2000円は破格だと思いました。強いて言うなら、店内が狭めなことだけがマイナスかもしれません。まあでも、席に座っちゃえばあんまり気にならない。

 

そのお店でやったゲームは、『宝石の煌き』『ラブレター』『カルカソンヌ』『タイムボム』の4つです。どれもすごい面白かったです。

もちろんゲーム自体も楽しいものだったのですが、自分が純粋にボードゲームというものを楽しめて良かったなって思いました。

 

私は、実はボードゲームがあんまり得意じゃありません。「得意じゃない」ってのは、ゲームで勝てないって意味じゃなくて、ゲーム上の勝利を目指して行動するのが苦手って意味です。

ボードゲームは、プレイヤー全員が現実の関係性から切り離されて、それぞれが超短期的なゲーム上の「勝利」を目指して行動する必要があり、それが出来て初めて面白くなるんじゃないかなって私は思ってます。

でも、私は現実からの切り離しが上手く出来なくて、「ボードゲーム上での勝利が現実の私に何ももたらさないから、勝利を目指して最適な行動をしない」ってなっちゃいがちなんですよね。

そういう点では、「麻雀とかにお金を賭けないとつまらない」って言ってる人の気持ちはよく分かります。現実の損得とゲーム上の勝利・敗北をお金が結びつけてくれてるから、ゲームの勝利に興味はなくても現実の損得には反応する人の場合だと、しっかりゲームに没頭出来るわけですね。

 

昔からゲームの勝利に興味がなかったわけではありません。中学生の頃はこんなに『汝は人狼なりや?(通称:人狼)』が流行していなかったのですが、私はその頃からネット上のチャットで知らない人と人狼をやっていました。

その頃はちゃんと勝利を目指して行動できていた気がするのですが、なんとなく高校生くらいから苦手になってきて、友達が人狼をやってるとこでもプレイヤーはやらずに、ゲームマスターをやるか後ろから見て楽しんでいました。

多分、ネット上の知らない人とは関係性もクソもないから何も気にせずに行動することが出来るのに対して、現実の知り合いとやる時はその関係性を過剰に考慮しちゃうとかもあるんでしょう。

 

まあ、そんな感じで苦手意識があったのですが、今回はそんなことを意識することなく、純粋に楽しめたので良かったです。

実際、ボードゲームとかパーティゲームって大勢でやるとめちゃくちゃ楽しいし、すぐに他の人と仲良くなれる便利なツールなので、今回の遊びで克服できたことが分かったのはすごく嬉しいです!

 

自分の話が長くなりましたが、初めて会ったゆうじボーイさんとありじさんはすごく良い人たちで、彼らのおかげで楽しめたってのもあると思います。ありがとうございましたー!

 

今回、ブロガーの人と初めて会ったのですが、出会い系アプリやTwitter経由した出会いよりは、相手の情報を多く持っていることもあってか、スムーズに話せたような気がしました。

その分相手も自分の情報を多く持っていると思うと、何となくむず痒いような恥ずかしいような気もしましたが...良い経験にはなりました笑

また余裕ができたら、いろんな人とも会ったり 、話したりしてみたいです!そのためにも、まずは本業である勉強を頑張らないとですが笑

 

それでは、また。

夏休み中に行ったリアル脱出ゲームまとめ

どうも、ぱのこめです。

3連休の最終日ですが、いかがお過ごしでしょうか。私は今日から大学が始まりました。祝日くらいは休講にしてほしいものです...。

始まる前は長いと思っていた夏休みも、終わってから振り返るとあっという間でした。もう少しグータラしたかったですが笑

 

今日は夏休みの振り返りとして、夏休み中に行ったリアル脱出ゲームについて書きたいと思います。

 

◎リアル脱出ゲームとは

みなさんは「脱出ゲーム」をご存知でしょうか?

中でも特に有名なのは『赤い部屋』というゲームだと思います。(正確には『クリムゾンルーム』)

 

そのゲームは、主人公が壁一面が真っ赤な「赤い部屋」に閉じ込められて、持ち物は何もない状態からスタートします。

部屋の中を探索してアイテムを見つけ、見つけたアイテムを組み合わせたり、部屋に隠されている謎を解きながら、部屋からの脱出を目指すゲームです。

 

そのフォーマットをそのまま現実世界に移し替えたものが「リアル脱出ゲーム」になります!

ゲームによっては、本当にマンションの一室に閉じ込められて、謎を全て解き明かして60分以内に脱出しないとゲームオーバーというものもあります。(これをルーム型、またはアジト型と言う)

 

また、最近はゲームの幅が広がっていて、密室に閉じ込められるのではなく、さまざまなタイプがあります。

・ホール型、ヒミツキチ型: テーブルに座って複数グループが同時に謎を解くもの

・フィールド型、周遊型: 謎が書いてあるキットを持って街の中を歩き回り、謎を解くもの

www.nazomap.com

 

 

◎夏休みに行った脱出ゲーム

私は2年ほど前からリアル脱出ゲームにハマっていて、参加した累計イベント数は、最近50回を超えました。初めて行った時はこんなにハマると思っていませんでした笑

夏休み中も6つほどのリアル脱出ゲームに参加してきました。それぞれ簡単に紹介したいと思います。

 

シン・ゴジラからの脱出

映画「シン・ゴジラ」とコラボしたリアル脱出ゲーム。ゴジラが新宿にたどり着くまで残り60分。プレイヤーは巨大不明生物特設災害対策本部(通称:巨災対)の一員として、ゴジラの進行を食い止めるのが目的となります。

おそらく今年一気合の入ったコラボで、映画を見た人だったら間違いなく楽しめる作品だと思います!映像とか演出も結構頑張っているし、総理大臣を説得したり各省庁と連携をとったりする作業もあったりと、謎も映画の雰囲気や世界観にマッチしたものになっています。

10月中旬に終了してしまうので、もし興味のある人がいたら是非やることをお勧めします!初心者でもとっつきやすいと思います!(脱出は難しいと思うけど・・・)
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・大魔王ゾーマからの脱出

ビッグタイトルであるドラゴンクエストとのコラボ。幕張メッセのホール内にドラクエの世界を再現していて、プレイヤーはその中を冒険して謎を解き明かしていきます。

2016年にもドラクエとコラボした同じようなリアル脱出ゲームがあったのですが、そちらは結構酷評だったので、参加する前は少し心配な部分もありました・・・。

しかし、今回のゲームはドラクエらしい冒険の要素とリアル脱出ゲームの謎解きの部分がバランスよく融合されていたのではないかと思います。私はMBAの人たちと一緒に行ったのですが、初心者ばかりでもスムーズに解き進められる謎が多く、とても楽しんでもらえてよかったです。

ですが、やはり謎の難易度という点に関してはそこまで難しくないのかなって思ったので、「謎が解きたい!」って人にはあまりお勧めできない公演かなって思います。ドラクエが好きだったり、世界観に浸ってロールプレイング(もしくは茶番)を楽しめる人だったらすごく楽しい公演だと思いました。

今年の公演はもう終わってしまったのでもう参加できませんが、おそらくまたいつか開催されると思うので、その時はまた参加したいと思います。

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・風の遊園地からの脱出

こちらはポケモンとコラボしたリアル脱出ゲーム。風祭りが開催されている遊園地(東京ドームシティ)で問題が発生したので、プレイヤーがポケモンたちと協力して解決することが目的です。

ポケモンとのコラボということで、子供でも参加できるように簡単なモードもあってすごく良いと思いました。実際は大人の参加者がとても多いのですが笑

また、ストーリーを進めると同時に遊園地を回ってポケモンを集めるという収集要素的なものがあったのですが、これも楽しくってついついストーリーを無視してポケモン集めに没頭してしまいました。色んな楽しみ方があるのも、周遊型のリアル脱出ゲームの良いところだと思います。

謎の難易度はそれほど高かったのですが、謎のギミックに一つすごいのがあって、こんなのよく思いつくなぁ・・・と感動しました。あと、個人的には東京ドームシティが意外と楽しくて、しかも休日に行ったのに空いていたのでストレスなくアトラクションを楽しめたのも満足度が高い要因になりました。


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・不思議な晩餐会からの脱出

これは、オリジナルストーリーの公演で、特徴はプロジェクションマッピングを使った謎解きにあります。公演中のほとんどの謎にプロジェクションマッピングが使われていて、いつもとは違った謎解きが楽しめます。

映像が結構綺麗で、初めてプロジェクションマッピングを使った謎解きにしては完成度も高く、楽しい作品だったと思います。謎の難易度は激ムズって感じではなくて、慣れている人だったらスムーズに脱出できるのではないでしょうか。私は10分以上時間が余って脱出しました。

11月からはプロジェクションマッピング×リアル脱出ゲームの第2弾が始まるので、そちらも参加したいと思います!

mysterycircus.jp


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・ミライからの手紙

こちらは映画「未来のミライ」とのコラボ公演。新宿の街を歩き回りながら謎を解き、高校生のミライちゃんと一緒にお兄ちゃんのくんちゃんを探すというストーリーです。

これはいわゆる周遊型と呼ばれる謎解きで、基本的には難易度が低めの簡単な設計になっていることが多いです。しかし、今回の公演は割と難しめな問題も多く、初心者の人にとっては結構難しい謎が多いのではないでしょうか。

やってみた感想としては、非常に面白いです!謎のクオリティが高く、「謎解きをしてる!」って感じがします。また、謎のギミックがとても面白くて、スタッフのやる気が感じられる作品になっています。

謎解きに興味のある人には是非やって欲しい作品になっています!制限時間はなく、自分のペースで楽しめるので、マイペースに進められるのもポイントの一つになっています。公演終了日は決まっていませんが、今年中に終わってしまう可能性もあるので、興味のある方は是非やってみてください!!


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・逆転のリドル

逆転裁判とのコラボ作品。殺人事件の犯人として疑われている矢張政志の無実を証明するために、弁護士の成歩堂と協力して事件の真相を突き止めることが目的の公演です。

謎解きのフェーズと推理のフェーズがあって、謎を解けるだけでも成功出来ないし、推理をするだけでも成功できないし、という結構難易度が高い公演でした。

私は成功することが出来ましたが、割とまぐれというか、推理自体は間違っていたけど大筋は合っていて、その結果犯人は合っていたみたいな感じの成功でした。

結構難易度の高い公演で、謎の量も推理に必要な情報量も多いので、初心者の方にはあまりお勧めできない公演ですが、推理小説や推理ものの作品が好きな人にはとても好まれる作品かもしれません。

「逆転のパズル」という逆転裁判とのコラボ作品第2弾が近日から開始されるようなので、もし時間があったら行ってみたいなと思います。

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以上、たくさん書きました。

リアル脱出ゲームは本当に面白いと思っているので、もし行ったことない人がいたら是非一回行ってみてください。

特にこれからのお勧めは「地下謎への招待状2018」です!!(東京限定開催の作品でごめんなさい)

毎年行われている東京メトロとのコラボ公演なのですが、年々参加者が増えていて知名度も高まっている作品です。東京メトロ1日乗車券を使って様々な駅をめぐりながら謎を解き明かすことが目的の公演ですが、①分かりやすく②比較的簡単で③クオリティが高くて楽しいので初心者の方に非常にお勧めです!!

realdgame.jp

 

リアル脱出ゲームが好きな人が増えてくれると嬉しいです。

 

それでは、また。

元彼と2年半ぶりに会った

どうも、ぱのこめです。

昨日、元彼と久しぶりに会って食事をしてきました。今日はその感想を書きたいと思います。

 

 

◎元彼との交際について

元彼と出会ったのは大学1年生の4月末に、某セクシュアルマイノリティサークルの説明会へ行った時でした。たまたま彼が隣の席に座っていて、かわいいなって思ったからそこそこ積極的に話しかけた覚えがあります笑

その後はサークルのイベントに一緒に行ったり、サークル外でも一緒にご飯とか映画に行くようになり、大学1年の6月から付き合い始めました。

その時の彼は大学院1年生で自分の4つ上でした。大学に入学したてだった自分はそんな彼がすごく大人に見えて、結構頼ったり、甘えたりしていました。あとは、(ほぼ)初めての彼氏ということで少し浮かれていた部分もありました笑

 

付き合い始めてからは、定期的にデートをしたり長期休みには旅行に行ったりして、結構順調な交際をしていました。

でも、私が大学1年生で時間を持て余しているのに対して、彼は大学院生で授業や研究が忙しそうだったので、そこの生活のズレや意識のズレのようなものがありました。

特に、冬に入って彼の就活が本格化してからはそれが顕著になりました。私は時間があって会いたいけど、彼は他にやることがあって会えないみたいなことが増えてきました。でも、私は彼の忙しさをあまり理解できていなかったので、高頻度でLINEしたりして結構負担をかけてしまっていたような気がします。

また、彼は一緒に入っていたセクマイサークルを辞めて、ゲイのバドミントンサークルに入ったのもズレを生んだ原因の一つな気がします。休みの日もお互いがそれぞれのサークルに行って、会う時間も以前よりは短くなっていました。

 

そんな状況でも自分は今まで通り彼のことが好きで、彼と会ったりLINEしたりする時もそんなに変わったことは無かった(と俺は思っていた)ので、今まで通り順調な関係だと思っていました。

しかし、大学2年の4月に突然会う頻度を減らしたいと言われ、それに戸惑っているうちに5月になり、「重い、負担になった」みたいな理由でそのまま振られて交際が終了するのであった....。

ちなみに、LINEで一方的に振られたので、流石に一回直接会って話す機会を作ったのですが、自分が途中から泣いちゃって、なんか微妙な感じの最後になってしまいました...(完)

 

◎2年半ぶりに会った感想

そんな別れをしてからもう2年半(正確には2年4ヶ月くらい)も経ったのですが、正直私はその別れをずっと引きずっていました。

そもそも、別に喧嘩で関係性が悪くなったわけでもなく、普通に私は彼を好きな状態で一方的に振られたのです。だから私が彼を嫌いになることもなく、というかそれから会ってないから嫌いになるキッカケもなくて、なんとなく付き合ったままの好感度を維持し続けて今まで生きてきました。

私個人としては好きな人orセックスする人は同時期に複数人居ても、付き合うのが1人なら別にいいんじゃない?って思考で、今の恋人もそんな感じなので、元彼への気持ちも宙ぶらりんのまま今まできました。

 

じゃあなんでこのタイミングで会ったのかというと、実は必然性は全然ありません笑 ただ、スマホの写真を整理していた時に元彼の写真が出てきて、懐かしいなーって思って連絡したって感じです。

別れた当時(というか去年くらいまで)は連絡したくても何となく怖くて出来なかったのですが、今回はなんかスルッとLINEを送ることが出来ました。

 

そんな感じで約束を取り付けて、昨日久しぶりに会って食事をしてきました。

久しぶりに見た彼は社会人になっていて、仕事帰りということもあってスーツを着ていたので、当時よりは大人っぽくなっていたように感じました。

最初会った時はお互い変に緊張していて、2年半の空白を手探りで埋めていく感じだったのですが、お店に入ってから30分もしたら雰囲気も良くなってきて、付き合ってた時のご飯っていつもこんな感じだったなぁって思い出しました。

内容としては、近況報告をした後に会ってなかった期間に何していたかとか、何か変化したことはないかみたいな話をしました。

個人的には「何が重かったのか、どうすれば振られなかったのか」みたいな話を聞きたかったのですが、なんかその時期のことは話したくなさどうだったので聞けませんでした。

 

会話としては割と無難な感じで、でも楽しい時間を過ごせて良かったなって思います。大人っぽくなって魅力がさらに増した元彼を見るのは少し辛いものがありましたが、向こうも自分に対して同じようなことを思ってくれていたら、まあ嬉しいなって思います。

最初に言った通り、振られてからもずっと元彼が好きみたいな状態が続いてて、もやっとしていました。会ってみてそれが無くなるかなって思っていたのですが、結局それは解消しませんでした笑

多分、今でももし私に恋人がいなくて彼から告られたら付き合っちゃいそうだし、セックスとか誘われたらホイホイついて行っちゃいそうな気はします。

でも、なんとなーく気持ちの整理は出来たかなって気はするので、久しぶりに会ってみて良かったなって思います。1年近く付き合っていただけあって、食事しながら話したりってのは結構心地よく出来たので、定期的にご飯とか誘って行きたいなーって思います。

 

 

以上、元彼と2年半振りに会った話でした。

 

喧嘩別れじゃない限り、振られる側は心の準備が出来ていないタイミングで振られることが多くて、その結果結構引きずりやすくなっちゃう気がします。

そういう場合、自分は期間が空いた後に元彼と会って気持ちの整理するパターンが多いのですが、その方法だと会うまでの期間に精神状態が悪くなってしまいます。

どうやって乗り越えていくのが良いんでしょうかね?何か良いアイデアあったら教えて下さい笑

 

あと、私はいつも振られる側なので振る側の気持ちってものが全然分からないのですが、振る側も精神削ってるんですかね?

まだまだ世の中には私の分からないことがいっぱいあります....これからも精進していきたいです。

 

それでは、また。

セックスレスで悩んでいる

お久しぶりです、ぱのこめです。

半月ぶりの更新がこんな内容で申し訳ないのですが、今日はセックスレスについて思うことをグダグダと書きたいと思います。

以下の文章は性的な内容を含むので、苦手な方は読まないでください。

 

 

今の恋人とは2年3ヶ月ほど付き合っているのですが、最近3ヶ月ほどセックスレスになっていて、結構悩んでいます。

※ここで言う「セックス」とは「性器挿入行為」を指します。

「結婚して子供が出来てからセックスレスです」みたいな夫婦の話とか、ゲイカップルでも「付き合って半年くらい経ったら恋人同士でセックスしなくなる」みたいな話はよく聞いていたのですが、全然実感は無かったし、まさか自分たちがそうなるとは思っていませんでした。

特に自分たちの場合は、私はセックスを求めているのに、相手はしたくないという状況が、なかなか精神的に辛いなぁって思います。

 

ただし、相手がセックスに対して後ろ向きになった原因は自分にもあるので、彼だけを責めることは出来ません。

実は、数ヶ月前の行為中に相手のお尻が切れてしまって、それがなかなか悲惨なことになってしまい、トラウマになってしまって挿入に恐怖心的なものを抱いているみたいなのです。

もともと私(タチ)の性器が大きめで相手(ウケ)に負担をかけていた自覚はあるのですが、私はほとんどウケをしたことがないので彼の具体的な辛さは分からず、「そうは言っても、まあ大丈夫でしょう笑」くらいに軽く思っていました。

あと、今までも切れること自体は何回もあったので、「まあ、また期間をおいてちゃんと治せば平気だろう」くらいに思っていました。

ですが、相手にとってはやはりセックス自体がある程度の負担になっていたようで、それがこのケガによって顕在化した形になりました。

 

お尻のケガ自体はもうとっくに治っていて大丈夫だと言っているのですが、挿入するのはまだ怖いみたいです。流石に怖いって言ってる人には強要出来ないので、セックスはお預けとなっています。

ですが、自分は恋人とセックスしたいと思っていますし、恋人の方も克服したいと言ってくれているので、拡張用のディルド的な物を買って、日頃から慣らしていこうみたいな話になりました。

その話がまとまった時は、そのまま解決に向かって以前通りセックスできると思っていたのですが、結局彼は平日に慣らしたりはしていなくて、最近もまだセックスはお預けになったままです。弁明すると、彼も仕事が忙しかったりして暇がなかったり疲れていたりと、しょうがない部分も多くあります。

 

 

ここまで聞くと、私のことを「恋人に対してセックスしか求めていないセックス大好きマシーン」みたいに思われるかもしれませんが、全くそんなことはありません!笑

恋人関係はセックスだけじゃないって言う主張はめちゃくちゃ分かります。実際私たちの関係も、見た目とか身体とかセックスとかでつながっているとは全く思いません。

それに私たちの場合は、挿入行為はしていなくてもバニラセックス (ペッティング)はしているので、「恋人との性接触がゼロになって辛い。。」みたいな話ではないのです。

 

ですが、私個人としては、やっぱり恋人とはセックスしたいなーって思います。別にセックスだけが欲しいんじゃなくて、精神的な繋がりとか愛情とか諸々を得た上で、さらに欲張ってセックスも得たいって感じですかね。

そう思う一方で、自分が原因で相手に負担を強いてしまうということは分かるので、あまり強く求めることは出来ないってのが現状です。普通のカップルだと日常的に慣らさないとみたいなこともあまり無いのかもしれませんし。

 

でも、めっちゃしたい!って思いは変わらないので、そこのジレンマというか、葛藤的なもので最近はうーんってなっています。別に日常的に悩んでいるとか、そんなことは全くないですけど笑

あとは、多分今日も断られるだろうなーって分かっている状態で「今日セックスしたいんだけどどう?」って聞いて、結局断られるってのが地味に傷つくってくらいですかね。もちろんこれからも毎回根気強く聞いていく気ではありますが!笑

 

今のところ、解決策としては2つあるかなーって思ってます。

1つ目が、恋人をその気にさせてなんとかセックスするって方法です。

もし恐怖心だけが問題なら、一回だけ頑張ってもらってそこで成功できたら解決するんじゃないかなって、少し甘い考えでいます。

でも、セックスって日頃からの慣らしを除いたとしても色々事前の準備が必要ですし、もし相手がバニラセックスで満足してるって感じなら求めるのは少し申し訳ないかなーって思っちゃったりします。

特に自分はタチなので相手と比べてほとんど準備が必要ないっていう非対称性も申し訳なさの源泉になっているような気がします。

あとは、ただ単に私とのセックス が飽きた or 乗り気じゃないってパターンの場合はどうしようもない気がしますね...。その場合は、本格的に解決策2を導入することになってしまうと思います。

 

2つ目が、ほかに身体の相性が良い人を見つけてセフレにするって方法です。

私たちはオープンリレーションシップ的な恋人関係で、他の人と性的接触をしても報告すれば自由って形にしています。

実際、恋人にも「自分のせいで我慢させるのは申し訳ないから、もしセックスしたいなら外でやってきてもいいよ」って言われています。

実際、その方法もちょっとは考えたのですが、新しい人と一から関係構築するのも大変で面倒臭いし、探索コストを払ってまで知らない人とセックスしたいかというとそんなことはないので、セフレが出来ることなく今に至っています。

 

 

ここまでグダグダと書いてきましたが、簡単にまとめると「セックスレスでつらい!改善したいけど今のところ改善には至っていない!」って感じです。

セックスレス問題を解決した経験がある人がいたら、こっそりアドバイスください。切実に、よろしくお願いします。

 

それでは、また。

C94 コミケに行ってきた

どうも、ぱのこめです。

先週の金曜日から日曜日の三日間は『コミックマーケット(通称、コミケ)』がありました。Twitterなどで写真を見た人も多いのではないでしょうか。

また、土曜日にはコミケ以外にも『ブースト』と呼ばれるデブ専同人誌即売会もありました。

 

私は今週末にそれらの同人誌即売会で、知り合いの方のお手伝いで同人誌を販売するお手伝いをしてきました。今日はそのことについて書こうと思います。

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(朝8時の東京ビッグサイト前)

 

◎今回の同人誌即売会

私は土日の二日間に渡って、「三輪ビルヂング」というサークルのお手伝いをしていました。このサークルは20名くらいの作家さんが描いたオリジナル漫画を一冊の本にまとめて、それを頒布している団体です。

三輪ビルヂング (@mitsuwabldg) | Twitter

そのサークルの主催の方と知り合いで、コミケの時はいつも販売のお手伝いをしています。そして、今回はブーストという新しい同人誌即売会にも出展するということだったので、その両方をお手伝いしてきました。

 

この土日はめちゃくちゃ暑くて、しかも同人誌即売会は人口密度がすごく高くなって建物の中に熱気がこもるので、環境的には最悪な状態での販売でした。

ですが、即売会は毎回新しい人との出会いがあったり、今まで知らなかったかわいい漫画に出会えたりするので好きです。

特に今回はデブ専同人誌即売会という神イベントだったので、かわいい本がめちゃくちゃ多かったです。そのせいか、財布の紐が緩みっぱなしで大量に同人誌を買いました。

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(今回買った本、全部で40冊)

 

私は、漫画のキャラとしてはメガネかけたデブの子が好きなので、そういう子が出ている同人誌をたくさん買いました。(現実でもまあまあ好き)

あと、いわゆる「ケモノ」本もそこそこ買いました。これは今回出展したコミケ3日目がケモノジャンルの本を売っている日で、たまたま買いに行けたってのも大きいです。

コミケはジャンルごとに日にちが決まっているため、ゲイ向け本だとしてもジャンルによっては別の日になっちゃいます。人のゲイ本は2日目だけど、ケモノのゲイ本は3日目になるのが基本です。(ガチ勢は両方行く)

 

買い方は、目当てを決めていない状態で会場を見て回って、表紙で気に入ったものをその場で買うか、中身をぱらっと見せてもらって買うって感じです。昔は新刊チェックとかを事前にしていたのですが、最近はあまりしなくなっちゃいました。

本の内容は甘々セックスするエロ本と、ストーリーを練ってる本(だいたいはノンケに片思い系 or セクシュアリティ葛藤もの)、エッセイ本を主に好んで買います。あと、今回は買いませんでしたが、漫画だけじゃなくて小説本も買ったりします。

最近ではネットでもデータ販売している本が多いので読むだけならわざわざ会場に行って買う必要はないのですが、私は本を紙媒体で読むのが好きなのでついつい買っちゃいます。あとはコレクション的な意味合いも強いですし。

興味あるけど行ったことないって方は、ぜひ一度参戦してみてください!同人誌好きな人が増えてくれると私は非常に嬉しいです笑

 

◎飲み会で思ったこと

頒布のお手伝いをした後は、いつも打ち上げの飲み会に呼んでもらっています。そこでは有名な同人作家の方達から話を聞けるので結構好きです。

今回も飲み会を開いてもらって、そこで新しい作家さんと出会い、色々な話を聞くことが出来ました。とても楽しかったのですが、その過程でいくつか思ったことがありました。

 

まず第一に、オタクの人たちの作品に対する愛はマジでエゲツないと思いました。

飲み会では主に『セーラームーン』『魔法少女まどかマギカ』『エヴァンゲリオン』(全部有名なアニメ)の話をしていたのですが、知識量というか、その作品に対する愛によって生まれてくる会話の熱量が凄すぎて、ただただ圧倒されるばかりでした。

その場面に接したとき、「自分にはこんなに愛している作品とか語れるものってほとんど無いな」と思って、自分もそういうものに出会いたいと思いました。

 

第二に、自分がコミュニティ内で楽しむためには、ある程度はそのコミュニティに染まるのが大切だと改めて思いました。

上記のアニメの話は、聞いている分にはめちゃくちゃ楽しかったのですが、正直自分はあんまりついていけない話でした。他の人たちは共通の話題として盛り上がっていることに少し疎外感を感じつつも、どこのコミュニティにもこういう共通項みたいな話があるのだなと思いました。

これと同じ感覚を私はゲイコミュニティ内でも感じたことがあって、それが女性アーティストに関する会話です。典型的なゲイの人たちって女性アイドルだったりディーバ的な女性アーティストが好きだと思うんですけど(偏見)、自分は全く好きじゃないのでその手の話に全くついていけません。

昔ゲイの人たち6人くらいでカラオケに行った時に知らない曲をキャーキャー盛り上がって歌っていた時と同じような感覚をその飲み会でも感じました。コミュニケーションの潤滑剤としてテンプレ的な話題を会得しておくのは、自分の生きやすさを高めるためにも大切なのだと再認識しました。

 

第三に、飲み会で出会った人たちが持っているそれぞれの「大切なもの」に触れた結果、自分の価値観を揺るがされました。

その飲み会で一番年の近かった人は26歳の方で結構仲良く話したのですが、彼の話を聞いていると、彼は自分の絵につくTwitterのふぁぼ数と、自分のガタイの良さをすごく大切にしているということが分かりました。

自分の得意な分野に特化して他者から評価してもらいたいって気持ちはすごく良くわかるし、生きる上での戦略としては正しい選択だとは思うのですが、それを聞いた時に、こんなにも自分との価値観が違うのだと思って軽いショックを受けました。

 

その一方で、ある意味では、彼の持っている価値観は自分が選択しなかった別の可能性であり、自分の中にあるものではその価値観を肯定も否定も出来ないと思いました。そうしたら、自分が持ってる価値観とか、自分が大切にしているものって本当に大切なの?と思うようになり、頭の中がぐるぐるして現在に至ります。

なんか、自分とは全然違う考えの人がめちゃくちゃ堂々と生きてたら、自分の考えに自信無くなっちゃいませんか?今の自分はそんな感じです笑

もうすぐ就活が近くて色々将来のことを考えている身としては、彼のような価値観で生きていくという選択もあるということを知り、どうすればいいのかなぁ...って思いました。まあ簡単に言うと、大学では絶対出会えないようなロールモデル(?)に出会って、カルチャーショックを受けたって話ですね。

 

 

以上、楽しい反面、色々思うところのある飲み会でした。

この週末を振り返ると、全体的にはめちゃくちゃ疲れたけど、その分楽しい2日間になったんじゃないかと思います。あとはえっちな本もいっぱい手に入ったので良かったです。

夏休みもそろそろ折り返しになっちゃうので、そろそろ気合い入れていこうかなって思います!何を頑張るかはまだ未定ですが笑

 

それでは、また。

富士山を登った

どうも、ぱのこめです。

先週の土日に富士山を登ってきたので、今日はその話を書こうと思います。

 

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(登る前に5合目で撮った)

 

富士登山のキッカケ

母親が突然「富士山を登りたい」と言い出したのがキッカケです。今までに登ったことが無くて死ぬまでに一度は登頂したいと思っていたらしく、それを達成するために今回登ることが決まりました。

私は前からアウトドアが好きで、富士山を登ってみたいと思っていたので一緒に行くことにしました。あと、ちょうど仕事が夏休みだった姉も一緒に登りました。

 

今回、私はバスツアーを予約して行きました。土曜日の朝7時に新宿駅を発車して、12時前に富士山5合目に到着。その後は7時間弱かけて8合目の山小屋へ行き、5時間ほど仮眠をとりました。

次の日の午前1時に起きて山頂を目指して山小屋を出発して、4:50の日の出を見た後に下山しました。5合目に帰ってきたのは日曜日の午前11時でした。

 

◎登ってみた感想

初めて富士山を登って、本心から登って良かったと思いました。そう思った理由は二つあります。

 

第一に、富士山でしか見ることの出来ない景色を楽しむことが出来たからです。4000m弱の山に初心者が登って頂上で朝日を見るなんて、普通の山だとほとんど出来るところは無いと思います。少なくとも日本では無理ですしね。

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(頂上から見た景色)

 

これは富士山がとても整備されていて、観光地化しているから出来ることなんだと思います。実際、山小屋がとても多いので、足りない食料や雨具などはその場ですぐに購入することが出来ます(非常に高いですが)。

そういう意味では、「金さえあれば割となんでも解決できる」というのは富士山の魅力の一つのような気がします。普通の山では現地調達なんて出来ないですからね。

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(山小屋の様子)

 

第二に、登ってみて初めて分かることがたくさんあり、「百聞は一見に如かず」ということわざの正しさを改めて感じることが出来たからです。正直、想像していた「富士山」、「富士登山」とは全く違うものを体感しました。

特に、以下で話す二点については想像とのギャップ(しかもマイナス方向)が大きくて、それ故に私はもう二度と富士山には登りたくないと思いました。

 

◎二度と富士山は登りたくない

「もう二度と富士山には登りたくない」と私が思った理由は二つあります。

 

第一に、山の表面に木や植物が少なく、岩肌が見えるだけで山の景色が非常につまらないからです。

地質の問題なのか大気の問題なのかは分かりませんが、植物が全然ありません。私が今までに登った山には森があって、その中を森林浴しながら歩くのがほとんどでした。

今回も同じような想像をして行ったところ、そこらじゅう砂と岩だらけで、植物はほとんど生えていませんでした。なので、ひたすら荒れ果てた大地を上に進んで行く感じで、非常に辛かったです。

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(山の表面はこんな感じ)

 

第二に、仮眠をとる山小屋の一人当たりの布団面積が狭すぎて、全く眠れなかったからです。

自分が比較的横に大きめのということもあるのかもしれませんが、常に左右の人と肩が触れている状態でした。寝返りもうてないし、やたら小屋の中が暑い&乾燥してるしで、割と劣悪な環境でした。

もしかしたら、私の泊まった小屋がハズレだっただけで、他の小屋は割と広いスペースが確保されているのかもしれません。しかし、自分は結局2時間弱しか寝ることが出来ず、身体的に次の日がなかなか厳しかったので、そんな感じならもう登りたくないなって思いました。

山小屋に泊まる登山は今までにしたことが無かったので、具体的なイメージを持っていませんでした。しかし、今回の経験で割と懲りたので、今後も日帰りで行けるところしか行かないと思います。

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(山小屋の泊まるところ)

 

以上、富士山を登った感想でした。簡単にまとめると、以下の通りです。

①今までに富士山を登ったことの無い人にとっては良い経験になるから、絶対に一度は登った方がいいと思う。

②でも、私はいくつかの理由からもう二度と富士山は登りたくない。

 

私が今回登ってみて思ったのは「富士山は見るための山であって、登るための山ではない」ということです。山を登りたいだけならもっと魅力的な山はいくつもあるし、日の出が見たいだけならもっと綺麗に見れるところはあると思います。

登山の目的も人それぞれだとは思いますが、富士山はどちらかというと修行みたいな側面が強いと思いました。あとは、支払うコストに対して得られるベネフィットが少なくて、娯楽としては非常にコスパが悪いって感じがします。

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(頂上から見た御来光)

 

でもやっぱり、一度は富士山に登って、その自分の経験から賛否を主張できた方がいいのかなって気もします。そういう意味でも、一度は登ってみて欲しいです。

興味があったらしっかり下調べして、準備した上で行ってみてください。

 

それでは、また。