ぱのこめの生活

20代のゲイ。主に、日々の生活や趣味などについて書きます。

入社して1か月が経った

どうも、ぱのこめです。

今年の3月に大学を卒業して「ゲイのMBA学生の生活」というブログのタイトルが使えなくなってしまいました。なので、とりあえず面白みはないですが「ぱのこめの生活」に変更しました。

もっと良いタイトルが思いついたらまた変えるかもしれませんが、とりあえずはこのタイトルでいこうと思います。よろしくお願いします!

 

 

今年の4月に初めての社会人生活をスタートさせて、あっという間に一か月が経過しました。

大阪の企業に入社したので本当は3月末に引越しをする予定でしたが、コロナウイルスの影響で在宅研修になってしまいました。

本来なら初めての一人暮らしの予定だったので結構ドキドキしていたのですが、なんだか肩透かしを食らった気分です。

今日は、そんな在宅研修の内容と一ヶ月働いてみた(?)感想を簡単に書こうと思います。

 

 

◎ 在宅研修について

大前提として、私が入社した会社はいわゆる大企業の製造メーカーです。

同じ年に入社した同期は100人以上いて、本当は全員を大阪に集めてそこで集合研修を行う予定でした。

でも、コロナウイルスが広がったので大人数を集めて研修を行うのはリスクがあるということで、4月1日から自宅で動画やeラーニングを見る在宅研修に切り替わりました。

 

 

在宅研修で行った内容は大きく分けて三つあります。

一つ目に、社員さんが撮影した動画やパワーポイントを使った会社のルールや部門の紹介。

コンプライアンスSNSの使い方から始まり、輸出入に関するルールとか、個人情報保護に関する研修などもありました。

あとは、大企業と言うことでたくさんの事業部があり、それぞれの部門の紹介を聞くだけで一週間くらいかかりました。

それ以外にも、経営理念、SCR活動、中期経営計画など、会社全体に関わるような講義などもいくつかありました。

私は経営学を勉強していたので、後半の方の戦略に関する話は結構面白いなあと思って聞いていました。やっぱり、社外には出ていない資料とかデータがいっぱいあって、そういう資料を使って説明してくれるのは嬉しかったです。

 

 

二つ目に、eラーニングを使った社会人マナー・ビジネススキルの講義。

ビジネスマナーからはじまり、電話の受け取り方、ホウレンソウのやり方などの授業もありました。

後半の方では、スケジュール管理のノウハウとか会計の基本的な講義みたいなものもあったような気がします。

eラーニングの内容は割と知っていることばかりで、正直結構退屈でした。見た感じだと会社の方では最後のテストに合格したかどうかしかチェックできないようなので、いくつかつまらないチャプターはスキップしたりしてノルマをこなしていました笑

あと、ビジネスマナーに関する講義は聞いているだけで本当に憂鬱でした。マナーとか全部爆発して無くなって欲しいと思っているタイプの人間なので、電車内での席の座り順とか、エレベーター内の序列とかを気にしている人が本当に存在するのかは疑問です。

 

 

三つ目に、ビデオ会議システムを使ったグループワーク。

私の会社は一応歴史のある大企業ということで、会社の創業から現在までのすべてが記載されている分厚い社史が存在しており、ご丁寧に新入社員全員に配られました。

そして、この社史を読んでレポートを書いたり、同期の人たちとビデオ通話を使ってディスカッションをするという課題などがありました。

同期の人たちは「やる意味ある?」って文句を言いながら社史を読んでいましたが、私的には社史の内容が面白くてそんなに苦痛には感じませんでした。多分、論文を書くときに何冊も社史を読んだので、そのおかげもあったと思います。

一応真面目に就職活動をしていたので、そこそこ自分の会社については調べているつもりでした。でも、社史を読んで、全く知らない事業とか、歴史を知れたのはすごい良かったと思います。

 

4月の1か月間は大雑把に分けるとこの三つの内容に取り組んでいました。

平日は毎日9時始業の17時30分終業で、一応タイムカードもあったので就業時間は一応PCの前に座っていました。

今日までで20回ほど出勤日がありましたが、後半は講義の内容にネタ切れ感が強くて、自習の時間が長くとられていたり、やたらTOEIC対策のeラーニング授業が入っていたりしました。

まあ人事の人たちも映像を準備したりプログラムを組むのは大変なのでしょう・・・。

来月も在宅研修が続くので、何か面白いコンテンツがくることを期待しています。

 

 

◎在宅研修を受けた感想

在宅研修を一か月間受けて思ったことは二つあります。

第一に、家の中にずっといるのは私のメンタル的にはそれほど辛くないということです。

もちろん、せっかく東京にいるのに友達と遊べなかったり、謎解きとか登山に行けないのは非常に残念です。

でも、もともと引きこもり体質なのか分かりませんが、この1か月間でずっと一人で家にこもって在宅研修を受けている中で精神的に参ってしまったみたいなことは全くありませんでした。

むしろ、通勤時間なしで仕事出来るし、お昼休みの時間もリビングでテレビ見ながらゴロゴロしたりできるので、リラックスしながら研修を受けれて良いまであると思います。

 

でも、もちろん在宅研修ならではの問題もいくつかあって、まずずっと座ってPCを見ているので、目とか腰とかが痛くなってきていて、しかも運動も筋トレ以外は全くしていないので、普段の生活以上に身体を動かす機会が少なくて、どんどん衰えていっている感覚があります。

他には、私の家のネット環境がそれほど良くないので、テレビ会議システムを使って複数人でワークをしていると、声が上手く聞こえなかったり伝わらなかったりして、コミュニケーションにまあまあな問題が生じるということも挙げられます。

 

そんな感じでいくつか問題もありますが、私的には総合的に見て在宅研修は全然ありだなって思います。

多分、私が家族とそこそこ仲が良いというのも在宅研修が辛くない一つの要因かもしれません。

これが一人暮らしで誰とも喋る機会が無かったり、家族と仲が悪かったりしたら、結構最悪かなって思います。なので、その点もラッキーでした。

 

 

第二に、在宅研修の内容自体は結構イージーなのに、これでちゃんと予定通りの給料がもらえるのはめちゃくちゃ嬉しいということです。

今までの大学や大学院では年間50万円強のお金を払って勉強をしていたのに対して、なんと、就職したら研修という名目でお金をもらいながら勉強ができます。

これがめちゃくちゃ幸せだなって思います。

もちろん、自分の好きなことが勉強できるわけではありませんが、でも自分の知らなかったことを知れる機会は結構あるので、それはすごく楽しいなと思います。

そんな楽しいことをしながら、かつ在宅研修で普段よりもリラックスしながら軽めの内容をこなして、それでいて普段通りの給料がもらえるなんて、本当に最高ですね!社会人万歳。

 

実家で在宅研修を受けていると割と生活に余裕があって、研修時間の後にもさらに自分の好きなことの自習が出来る程度には余裕を持てています。

今までは、英語の勉強のほかに、線形代数微分積分の復習をしたり、統計学の復習をしたり、ITパスポートの勉強をしたりしていました。

一日に3時間くらい研修に追加で自習したりしていて、なんだか意識高い感じになっています笑

でも、今の外に出れない時期だからこそ家で集中して勉強できるってこともあるので、とりあえず今は大人しく勉強を頑張ろうと思います。

 

 

以上、1か月間の在宅研修についてでした。

 

コロナウイルスが生活に与える影響度合いは人それぞれ異なると思いますが、とりあえず私はめちゃくちゃ影響を受けています笑

大阪へ引っ越すのは知らない土地に一人で暮らすのでちょっと怖い反面、そこそこ楽しみでもあったので、2か月近く引っ越しが出来ないのはとても残念です。

というか、もしこのままコロナの勢いが止まらなかったら、6月の本配属以降も引越し出来ない可能性もあります・・・。もしそうなったら、私の仕事は本当にどうなってしまうのでしょうか。

 

こんな感じで、私は一ヶ月後にどうなっているのか分からないような生活を送っていますが、でも、とりあえず今は元気に生活できています。

みなさんも健康に気を付けて、それぞれの生活を頑張ってください。

 

それでは、また。