ぱのこめの生活

20代のゲイ。主に、日々の生活や趣味などについて書きます。

同性愛有りの青春漫画『青のフラッグ』が面白い

どうも、ぱのこめです。

 

最近とても注目している漫画があるので、今日はその紹介をしたいと思います。

Twitterなどで去年から話題になっていたので知っている人も多いかもしれませんが、今日紹介するのは『青のフラッグ』という作品です!

 

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(最近4巻が出たばかり。帯のキャッチコピーがグッとくる)

 

 

◎『青のフラッグ』とは

ウェブコミック配信サイト『ジャンプ+』(集英社)で連載している漫画で、作者はKAITOさん。

 

サイトで4話までは試し読みが出来ます。あと最新2話分も。興味があれば是非読んでみてください!

 

shonenjumpplus.com

 

ちなみに、5話の引きで山場が一つあるので、4話までだとあんまり面白くない可能性があります笑

まあでも、漫画の雰囲気は十分分かるので、読んでみて興味があったら漫画買ってみてください!

 

基本のストーリーは、高校3年生になった主人公達が日常の学校生活を送りつつ、恋愛したり、自己嫌悪に陥ったり、将来に悩んだり....一生懸命、青春している感じです。

 

ちなみに、私はウェブコミックで6話まで読んで、めちゃめちゃ面白かったので紙媒体で全巻買いました。

 

 

◎『青のフラッグ』の良いところ

この漫画の良いところは3つあると思います。

それは「繊細な心理描写」「絵が綺麗」「同性愛描写の切なさ」です!

 

 

・繊細な心理描写

高校生の、思春期特有の、揺れ動く心情がとても丁寧に表現されていると思います。

 

自分に自信がなくて友人が少し妬ましかったり、友人を妬ましく思ってしまう自分に嫌悪したり、自己嫌悪を上手く自分の中で処理できなくて他人にぶつけてしまったり...

そんな描写がいっぱいあります!そういう不器用な感じ、私は大好きです!!

 

日常系って感じのグダリ方は全くしていなくて、ストーリーもしっかりしています。

登場人物に共感しながら読んでも良いし、昔の自分を思い出しながら読んでも良いしって感じです。

 

 

・絵が綺麗

作画がめちゃめちゃ綺麗です。まじで

 

作者のKAITOさんは、昔『週刊少年ジャンプ』で『クロス・マネジ』というラクロスの漫画を描いていた人です。私が中学生くらいの時に連載していて、読んだ記憶があります。

当時も絵は結構綺麗で私は好きだなーって思っていました。連載終了したのは残念だったけど、パワーアップして帰ってきてくれたのは嬉しいです。

 

 

・同性愛描写の切なさ

一応恋愛漫画なので、主人公の男女に色々なイベントが起きて、二人は付き合うか?付き合わないか?みたいな漫画なんですけど、その親友が同性愛者で主人公の男の子を好きなんです、、

もちろんそんなこと主人公の男の子には伝えられてないので、意味深なこと言ったり、「好きな人いるの?」みたいな質問に対して切ない表情を見せたりします。その描写が切なくていい!

 

しかもそれだけじゃなくて、、

女の子の方の主人公の親友も、同性愛者!!そしてその主人公の女の子のことが好きなんです!!

親友同士は、お互いが同性愛者だということに気づいて、主人公の二人に気づかれないようにコソコソ話をしたりするシーンもあります。

 

そんな関係の複雑な4人が送る生活は今後どうなっていくのか・・・目が離せません!

ちなみに、漫画中ではその親友二人が同性愛者であるということはハッキリとは描かれていません。

同性愛者であることをほのめかす描写はたくさんあって、ここまで伏線貼っておいて同性愛者じゃないなんてオチはあり得ないってくらい様々な意味深描写があるのですが・・・。一応、明言はされていないって感じです。 

 

 

以上、簡単にですが『青のフラッグ』の紹介でした!

興味があったらウェブコミックで読んでみてください。

 

それでは、また。